企業名 | 株式会社エノモト |
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URL | https://www.enomoto.co.jp/ |
業種 | 電気機器 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 4749.0 |
所在地 | 上野原市上野原8154番地19 |
企業概要
当社グループは、株式会社エノモトを中心に、主にパワー半導体用リードフレーム、オプト用リードフレーム、コネクタ用部品を製造・販売しています。金型技術を基盤とし、多彩な技術を駆使することで、高度な要求に応え続けています。全国ならびに海外に多くの拠点を展開しており、グローバルにビジネスを展開しています。
事業内容と現状
各事業の内容と状況
パワー半導体用リードフレーム
パワー半導体用リードフレームは、自動車部品、産業機器、民生用機器などで広く使用されています。特に自動車向けの製品需要が高く、xEV化やADAS技術の発展により、高い水準での需要が見込まれています。
オプト用リードフレーム
主としてLED製品の形状を決定する部品で、多くの照明機器やディスプレイに使用されています。しかし、中国経済の停滞などによる在庫調整の影響を受け、昨年度は横ばいの状況でした。
コネクタ用部品
主に自動車向けやモバイル端末向けの部品を製造しています。自動車向けでは生産調整等の影響、スマートフォン向けでは新規モデルの販売低調が響き、需要は減少しました。
従業員について
2023年3月31日現在の情報です。提出会社と連結会社の従業員数、平均年齢や給与は以下の通りです。
従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(円) |
---|---|---|---|
519(198) | 41.1 | 17.7 | 5,177,111 |
関連企業
以下が主要な関連企業です。
- ENOMOTO PHILIPPINE MANUFACTURING Inc.
- ENOMOTO HONG KONG Co.,Ltd.
- ZHONGSHAN ENOMOTO Co.,Ltd.
業績
回次 | 決算年月 | 売上高(千円) | 経常利益(千円) | 純利益(千円) | 包括利益(千円) |
---|---|---|---|---|---|
第57期 | (2023年3月) | 29,265,406 | 1,805,660 | 1,269,001 | 2,363,391 |
第56期 | (2022年3月) | 27,250,846 | 2,054,339 | 1,545,442 | 2,404,927 |
前期比 | 7.3% | -12.1% | -17.8% | -1.7% |
各指標の増減について
売上高は前期比で7.3%増加しましたが、経常利益は-12.1%減少しました。これは、主に生産能力増強に伴う減価償却費や人件費の増加、エネルギー価格の上昇等によるものです。純利益も同様に-17.8%減少しました。
リスクについて
以下に、この企業特有のリスクをまとめます。
- 経済状況による製品需要の変動リスク
- 海外進出に伴う法律・税制の変化リスク
- 競合および技術革新への対応リスク
- 製品の品質に関するリスク
- 原材料価格および調達リスク
- 重要な取引先に依存するリスク
- 為替・金利の変動リスク
- 情報セキュリティに関するリスク
- 知的財産権に関するリスク
- 環境汚染に関するリスク
- 法的規制に関するリスク
- 人材の確保に関するリスク
- 固定資産の減損会計リスク
- 自然災害や疫病の影響リスク
まとめ
当社グループは直近の経済環境の変動による影響を受けつつも、安定的なパワー半導体用リードフレームの需要などから、売上高を堅調に維持しています。しかし、生産拡大と経費増加が利益を圧迫しており、経常利益、純利益ともに減少しました。中長期的に見ても、技術革新やデジタル化進展に対応して、今後の成長を狙っていく重要な局面にあります。アナリストとしての視点では、現状はやや横ばいから不調との評価ですが、積極的な投資による成長戦略に期待が寄せられます。
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