企業名 | 東京製綱株式会社 |
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URL | https://www.tokyorope.co.jp/ |
業種 | 金属製品 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 1000.0 |
所在地 | 江東区永代2-37-28 |
企業概要
この企業は、多岐にわたる事業を展開しています。主な事業として、鋼索鋼線、スチールコード、開発製品、産業機械、およびエネルギー不動産があります。また、これらの事業に関連する物流、加工、その他のサービスも展開しています。
各事業の内容と状況
- 鋼索鋼線関連: 主に鋼索鋼線を製造・販売しています。増益を継続しており、特に高機能繊維ロープ製品が好調です。
- スチールコード関連: スチールコードの製造・販売を行っています。製品価格の改定により売り上げは増加しましたが、原材料価格の高騰が経営に影響を与えています。
- 開発製品関連: CFCC事業(炭素繊維複合材ケーブル)が成長基調にあります。前期には一過性の在庫評価減がありましたが、現在は改善されています。
- 産業機械関連: 主に産業機械を製造・販売しています。半導体の部品調達遅れが影響し、売上が減少しています。
- エネルギー不動産関連: 石油製品販売や不動産賃貸、太陽光発電事業を行っています。原油価格上昇により売上は増加していますが、利益は減少しました。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(名) |
---|---|
鋼索鋼線関連 | 758 |
スチールコード関連 | 224 |
開発製品関連 | 306 |
産業機械関連 | 193 |
エネルギー不動産関連 | 38 |
合計 | 1519 |
また、提出会社には517名の従業員が在籍しており、平均年齢は41.4歳、平均勤続年数は15.3年、平均年間給与は5,767,002円です。
関連企業
主な関連企業は以下の通りです。
- 東京製綱繊維ロープ株式会社
- 東綱橋梁株式会社
- 日本特殊合金株式会社
- 長崎機器株式会社
- 東京製綱インターナショナル株式会社
業績
回次 | 決算年月 | 売上高(百万円) | 経常利益(百万円) | 親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 純資産額(百万円) | 総資産額(百万円) | 1株当たり当期純利益(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第220期 | 2019年3月 | 63,967 | 908 | 153 | 24,246 | 84,595 | 9.52 |
第221期 | 2020年3月 | 63,090 | 446 | ▲2,434 | 21,819 | 85,019 | ▲151.11 |
第222期 | 2021年3月 | 59,183 | 209 | 408 | 24,796 | 84,135 | 25.33 |
第223期 | 2022年3月 | 63,780 | 2,021 | 1,306 | 26,145 | 83,725 | 81.08 |
第224期 | 2023年3月 | 67,135 | 3,653 | 3,783 | 31,298 | 88,753 | 234.88 |
各指標の増減について
売上高は前年比5.3%増、経常利益は83.7%増、親会社株主に帰属する当期純利益は189.5%増となりました。この大幅な増益の背景には、海外防災関連事業やCFCC事業の好調、製品価格改定の効果、および為替の影響があります。
リスクについて
以下は、この企業特有のリスクと投資家が気をつけるべきリスクです。
- 世界経済の動向: 主要需要業界であるタイヤ業界や建設業界の活動水準が影響を受ける可能性があります。
- 原材料価格の高騰: 原材料供給リスクや価格の上昇が財政状態に影響を与える可能性があります。
- 海外拠点におけるリスク: 政治・経済的混乱や法的規制が事業活動に影響を与える可能性があります。
- 環境リスク: 環境関連法令の厳格化が事業活動に影響を与える可能性があります。
まとめ
この企業は、多岐にわたる事業を展開し、特に鋼索鋼線関連とCFCC事業の業績が好調です。原材料価格の高騰や海外拠点におけるリスクはあるものの、製品価格の改定や為替の影響による利益改善が見込まれます。全体として、今後も安定した成長が期待されます。
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