| 企業名 | 小池酸素工業株式会社 |
|---|---|
| URL | https://koike-japan.com/ |
| 業種 | 機械 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 4028.0 |
| 所在地 | 墨田区太平三丁目４番８号ＫＯＩＫＥ Ｂｌｄ．７階 |
企業概要
当社グループ（当社および当社の関係会社）は当社、子会社21社、関連会社23社で構成され、機械装置、高圧ガスおよび溶接機材の製造、仕入、販売を行っております。
当社は「ガス・溶接・切断の総合製造・販売会社」として、世界市場にて顧客満足を得ることを目指し、様々な先端技術を駆使して製品を提供しております。
各事業の内容と状況
当社は以下の3つの主要な事業を展開しています：
- 機械装置：中大型切断機、ガス自動切断機、溶接機械などを製造・販売しており、各分野で強い競争力を持っています。
- 高圧ガス：酸素、窒素、アルゴン、溶解アセチレンなどの製造・販売を行っており、特に医療用ガス市場でも多くのシェアを占めています。
- 溶接機材：溶接棒、電気溶接機、安全保護具などを取り扱い、関連会社を通じて多岐にわたる市場に販売されています。
従業員について
| 従業員数（人） | 平均年齢（歳） | 平均勤続年数（年） | 平均年間給与（円） |
|---|---|---|---|
| 326 | 41.9 | 15.4 | 5,946,856 |
関連企業
| 企業名 | 住所 | 主要な事業の内容 |
|---|---|---|
| ㈱小池メディカル | 東京都江戸川区 | 高圧ガス、医療用機器 |
| コイケヨーロッパ・ビー・ブイ | オランダ | 機械装置の製造・販売 |
業績
| 期 | 決算年月 | 売上高（百万円） | 経常利益（百万円） | 当期純利益（百万円） | 純資産額（百万円） | 総資産額（百万円） |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 第96期 | 2019年3月 | 46,217 | 1,212 | 514 | 31,372 | 55,274 |
| 第97期 | 2020年3月 | 43,330 | 1,022 | 278 | 31,247 | 55,140 |
| 第98期 | 2021年3月 | 39,247 | 1,365 | △61 | 31,909 | 56,215 |
| 第99期 | 2022年3月 | 41,834 | 2,063 | 995 | 33,693 | 59,935 |
| 第100期 | 2023年3月 | 47,871 | 3,786 | 2,065 | 36,079 | 64,934 |
各指標の増減について
第100期において、売上高は前年同期比14.4％増、経常利益は同83.5％増、親会社株主に帰属する当期純利益は同107.5％増と大幅な増加が見られました。
これらは、機械装置部門の買収効果やコロナ禍からの経済回復、医療分野における新規需要の増加が主な要因です。
リスクについて
本企業には以下のようなリスクが存在しています：
- 売上計上の遅延リスク：海外の政情不安や取引先の受入準備の遅れによる売上計上時期の遅延
- 競合リスク：他社との競争が激化し、価格競争力の低下
- 売上債権管理リスク：取引先の経営悪化による債権の未回収や貸倒れ
まとめ
当社は、機械装置、高圧ガス、溶接機材という3つの主力商品を軸に、健全な成長を続けています。特に機械装置部門での強力な販売活動が今回の好業績に寄与しました。また、高圧ガスと医療分野においても堅調な成長が見られ、全体として好調な業績を維持しています。
しかし、一方で競争の激化や海外市場でのリスク管理が依然として課題であり、これらのリスクに対しても引き続き対応が必要です。
総合的に見て、当社の現状と見通しは好調であると評価できます。
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