2023-06-28有価証券報告書 住友大阪セメント株式会社

企業名 住友大阪セメント株式会社
URL https://www.soc.co.jp/
業種 ガラス・土石製品
決算日 3月31日
資本金(百万円) 41654.0
所在地 港区東新橋一丁目9番2号






有価証券報告書の解説


企業概要

当社グループは、セメント、鉱産品、建材、光電子、新材料など幅広い事業を展開している企業です。主力はセメント事業であり、住宅や商業施設、公共インフラなどの建設に欠かせない基盤を提供しています。

各事業の内容と状況

当社の各事業分野について簡単に説明します。

  • セメント事業: セメントや生コンクリートの製造・販売。主に建設業界を中心に需要があります。
  • 鉱産品事業: 石灰石や骨材の採掘・販売。道路工事や生コン製造に使用されます。
  • 建材事業: 補修材料や関連工事を提供。地盤改良やコンクリート製品の製造も行います。
  • 光電子事業: 光通信部品や計測機器の製造・販売。最新の通信技術に対応しています。
  • 新材料事業: セラミックス製品やナノ粒子材料の製造・販売。半導体製造装置向けの電子材料が主力。

従業員について

従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
1,243 42.7 18.7 6,921,412

当社の労働組合は住友大阪セメント労働組合で、組合員数は828名です。

関連企業

  • 八戸セメント株式会社: セメント製造。親会社は主要なセメントを仕入れ。
  • 和歌山高炉セメント株式会社: セメント製造。高炉セメントを製造し、親会社から原料を供給。
  • エスオーシー物流株式会社: セメントやセメント原料の輸送を担当。

業績

項目 第159期 第160期 前期比
売上高(百万円) 184,209 204,705 11.1%
経常損益(百万円) 9,834 △7,849 -179.7%
当期純利益(百万円) 9,674 △5,719 -159.1%

各指標の増減について

当期の売上高はセメント事業と新材料事業で増加しました。しかし、石炭価格の高騰などにより、経常損益と当期純利益は大きく減少しました。

リスクについて

当社グループは以下のリスクに直面しています。

  • 原材料の価格高騰: 石炭や石灰石などの価格上昇がセメント製造コストに影響。
  • 債権回収リスク: 建設業者など大口顧客の業績悪化に伴う債権回収リスク。
  • 工場操業リスク: 自然災害や火災などの予期せぬ事態による工場操業への影響。

まとめ

当社グループはセメントを中心とした多角的な事業ポートフォリオを展開していますが、原材料費や市場変動に影響を受けやすい状況です。中期的には各事業の成長戦略を実行し、コスト削減や新素材の開発などで収益性の向上を目指しています。現時点では収益性が低下しているため、投資は慎重に行うべきです。


AI判定による類似企業・競合TOP10

No.1 太平洋セメント株式会社
No.2 田岡化学工業株式会社
No.3 住友化学株式会社
No.4 広栄化学株式会社
No.5 旭コンクリート工業株式会社
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No.7 株式会社ヤマックス
No.8 住友商事株式会社
No.9 株式会社ベルテクスコーポレーション
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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。