企業名 | ユシロ化学工業株式会社 |
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URL | https://www.yushiro.co.jp/ |
業種 | 石油・石炭製品 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 4249.0 |
所在地 | 大田区千鳥2丁目34番16号 |
企業概要
本稿では、某企業の有価証券報告書をもとに、その主要な情報を投資家向けに分かりやすく解説いたします。
各事業の内容と状況
当社グループは、金属加工油剤の生産・販売を主たる事業としています。国内では当社が、海外では各地域ごとに独立した現地法人が事業活動を展開し、地域別の包括的な戦略を立てています。報告セグメントとして「日本」「南北アメリカ」「中国」「東南アジア/インド」の4地域に分かれており、日本ではビルメンテナンス製品も取り扱っています。
従業員について
連結会社における従業員数は987名であり、地域別では日本452名、南北アメリカ257名、中国130名、東南アジア/インド148名です。
セグメント | 従業員数(名) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) |
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日本 | 387 | 46.2 | 19.11 | 6342 |
関連企業
主要な関連企業として、「ユシロ運送㈱」や「ユシロ・ゼネラルサービス㈱」、アメリカ、ブラジル、中国、タイなどにある現地法人が挙げられます。
業績
項目 | 2019年3月期 | 2020年3月期 | 2021年3月期 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 前期比(%) |
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売上高 | 35170 | 37274 | 31661 | 37686 | 46794 | 24.2 |
経常利益 | 2634 | 2718 | 1517 | 1543 | 1442 | -6.5 |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 1724 | 1913 | 978 | 273 | 898 | 229.2 |
包括利益 | 411 | 722 | 1294 | 2406 | 4279 | 77.8 |
純資産額 | 31791 | 31867 | 32170 | 33868 | 36984 | 9.2 |
各指標の増減について
売上高は、主要顧客である自動車業界における生産台数回復の兆しが見えたことで前期比24.2%の増加となりました。しかし、経常利益は原材料価格の高騰の影響を受け前期比6.5%減少しました。親会社株主に帰属する当期純利益は、前期の繰延税金資産の取崩しがなくなった影響で229.2%増加しました。
リスクについて
本企業が抱えるリスクには、以下のようなものがあります。
- 景気動向リスク: 主要顧客である自動車関連業界の影響を大きく受けるため、景気の変動が企業業績に大きく影響します。
- 特定業界への依存リスク: 自動車関連業界への依存度が高く、EVの普及による影響も無視できません。
- 競合リスク: 国内外の多数の競合メーカーとの競争が業績に影響を及ぼす可能性があります。
- 原料調達リスク: 原油や天然油脂化学品価格の変動が直接的に製品原価に影響を及ぼします。
- 為替リスク: 為替相場の変動は、海外子会社の損益に影響を与えます。
まとめ
本企業の業績は、原材料価格の高騰の影響を受けつつも、売上高の増加やコスト削減の施策を行い、全体的には好調であると言えます。しかしながら、自動車業界への依存度が高いことや原油価格、為替相場の変動といったリスク要素も抱えているため、今後の動向には注視が必要です。アナリストとしては、現状はやや好調と言えるものの、今後のリスク管理と市場の回復動向が鍵となると評価します。
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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。