2023-06-28有価証券報告書 ダイニチ工業株式会社

企業名 ダイニチ工業株式会社
URL https://www.dainichi-net.co.jp/
業種 金属製品
決算日 3月31日
資本金(百万円) 4058.0
所在地 新潟市南区北田中780番地6






有価証券報告書の解説記事


企業概要

この企業は、暖房機器や環境機器の製造・販売を主な事業としています。特に石油暖房機器に注力しており、市場において確固たる地位を築いています。また、加湿器や空気清浄機、燃料電池ユニットなども手掛けています。

各事業の内容と状況

主な事業である暖房機器事業において、石油ファンヒーターを中心として安定収益を確保しています。これに加え、石油暖房機器で培った技術を活用し、空気清浄機など新たな関連製品の開発にも注力しています。

過去1年間の売上高構成比を見ると、暖房機器が76.8%、環境機器が17.2%、その他が6%を占めています。市場全体の競争は激化していますが、これに対応するための技術開発と商品展開が続けられています。

従業員について

従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
503(26) 41.6 19.3 5,950,797

管理職に占める女性の割合は7.2%で、男性労働者の育児休業取得率は19%です。労働者の男女の賃金差異は全労働者で73.2%となっています。

関連企業

この会社は独立系の企業であり、特定の関連会社を持たないため、経営の柔軟性が高い点が特徴です。

業績

前期 当期 前期比 (%)
売上高 (百万円) 21087 21212 0.6%
営業利益 (百万円) 1362 1447 6.2%
経常利益 (百万円) 1545 1657 7.3%
当期純利益 (百万円) 1074 1210 12.7%

各指標の増減について

売上高は前期比0.6%増の212億12百万円、営業利益は前期比6.2%増の14億47百万円となりました。これには主に、石油暖房機器の安定した販売と価格改定による単価上昇が寄与しています。また、欧州向けの輸出が順調に推移したことも好影響を与えました。

当期純利益は前期比12.7%増の12億10百万円となり、収益性の向上が見られます。

リスクについて

この企業には以下のようなリスクが存在します:

  • 暖房機器市場への依存度が高いことによる季節リスク。
  • 原材料価格の高騰や供給チェーンの混乱によるコスト上昇リスク。
  • 未知の感染症や天災地変による影響。
  • 市場競争における競争力の維持リスク。

まとめ

この企業は、特に石油暖房機器において確固たる地位を築いており、安定した収益を上げています。また、新技術の開発や市場の多様化にも取り組んでいます。全体として、業績は好調であり、今後も堅実な成長が見込まれるでしょう。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。