企業名 | タキロンシーアイ株式会社 |
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URL | https://www.takiron-ci.co.jp/ |
業種 | 化学 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 15216.0 |
所在地 | 大阪市北区梅田三丁目1番3号 |
企業概要
当社グループ(当社および当社の関係会社)は、タキロンシーアイ株式会社および子会社24社により構成されており、主な事業は、塩化ビニル等の各種樹脂製品およびこれらの樹脂と鉄線等の複合製品の製造・加工および販売並びにこれらの製品を使用した各種の装置およびその工事を行っています。
各事業の内容と状況
当社グループの主要事業セグメントは以下の通りです。
建築資材事業
波板、ポリカーボネートプレート、防滑性ビニル長尺床材、遮音・防滑性階段用床材などの製造と販売を行います。2022年度には、建築資材事業は好調に推移し、売上が前年同期比0.8%増となりました。
環境資材事業
農業用ビニルフィルム、梱包用紐・ロープ、高耐圧ポリエチレン管、樹脂被覆カラー鉄線などの製造と販売を行います。2023年3月期は、売上高が前年同期比1.7%増と好成績を上げましたが、営業利益は78.3%減少しています。
高機能材事業
塩ビプレート、ポリカーボネートプレート、アセテートシート、マイクロモータなど、特殊機能を持つ樹脂およびその複合製品の製造・販売を行います。売上高は前年同期比5.1%増、営業利益は17.2%減少しました。
機能フィルム事業
包装用熱収縮フィルム、チャックテープなどの製造と販売を行います。2023年3月期は、売上高が前年同期比5.1%増、営業利益は91.2%減となりました。
従業員について
項目 | 数値 |
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従業員数 | 3172名 |
平均年齢 | 44歳 |
平均年間給与 | 6,816,574円 |
関連企業
関連企業には、三和サインワークス㈱、北海道サンプラス㈱、タキロンシーアイアグリ㈱、タキロンマテックス㈱などがあります。
業績
項目 | 第124期 | 第125期 | 第126期 | 第127期 | 第128期 | 前年比率 |
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売上高 (百万円) | 150,650 | 139,432 | 134,470 | 141,936 | 145,725 | 2.7% |
経常利益 (百万円) | 9,200 | 7,611 | 8,807 | 9,084 | 5,923 | -34.8% |
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 6,391 | 13,091 | 5,332 | 6,660 | 2,460 | -63.1% |
包括利益 (百万円) | 6,474 | 11,685 | 7,846 | 7,127 | 3,454 | -51.5% |
純資産額 (百万円) | 74,310 | 82,840 | 87,367 | 92,055 | 92,658 | 0.7% |
各指標の増減について
売上高は2.7%増加しましたが、経常利益は大幅に34.8%減少しました。親会社株主に帰属する当期純利益も63.1%減少しています。これらの減少は主に原材料価格の高騰や物流費の上昇の影響です。
リスクについて
当社が直面するリスクには、原材料の市況変動や公共事業の動向、法的規制、コンプライアンス、海外情勢、ITセキュリティ、環境問題、そして感染症の拡大などが含まれます。これらのリスクを評価・管理し、影響を最小化するための対策を講じています。
まとめ
タキロンシーアイ株式会社は、原材料価格の高騰や公共事業の減少といった厳しい環境の中でも一定の成果を上げています。業績面では売上高が2.7%増加しましたが、各種コストの上昇により利益は大きく減少しました。今後はさらなるコスト管理と新しい事業・製品の開発を通じて、収益力の改善を目指します。
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