企業名 | セイコーエプソン株式会社 |
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URL | https://www.epson.jp/ |
業種 | 電気機器 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 53204.0 |
所在地 | 新宿区新宿四丁目1番6号 |
企業概要
当社および当社の関係会社(以下「エプソン」という。)は、プリンティングソリューションズ事業、ビジュアルコミュニケーション事業およびマニュファクチャリング関連・ウエアラブル事業などに係る各製品の開発、製造、販売およびこれらに付帯するサービスの提供を主な事業としております。
各事業の内容と状況
プリンティングソリューションズ事業
このセグメントでは、インクジェットプリンター、消耗品、およびオフィス製紙機などを取り扱っています。”大容量インクタンク”モデルの人気が増し、レーザーからインクジェットへの技術シフトの促進を目指しています。
ビジュアルコミュニケーション事業
液晶プロジェクターやスマートグラスの開発、製造、販売を行っています。教育市場やホーム市場での売上が堅調に伸びています。
マニュファクチャリング関連・ウエアラブル事業
産業用ロボット、ウオッチ、そしてマイクロデバイスなどを取り扱っています。特に「生産性・柔軟性が高い生産システム」を推進しています。
従業員について
項目 | 値 |
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従業員数(連結) | 79,906人 |
従業員数(単体) | 12,918人 |
平均年齢 | 43.7歳 |
平均勤続年数 | 19.0年 |
平均給与 | 8,115千円 |
関連企業
エプソンの主要な関連企業として、エプソン販売株式会社、Epson America, Inc.、Epson Europe B.V.などがあります。
業績
2021年度 | 2022年度 | 増減金額 | 増減率 | |
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売上収益 | 1,128,914 (百万円) | 1,330,331 (百万円) | +201,417 (百万円) | +17.8% |
売上原価 | -7,104 (百万円) | -8,636 (百万円) | -1,532 (百万円) | -21.6% |
売上総利益 | 4,184 (百万円) | 4,666 (百万円) | +481 (百万円) | +11.5% |
営業利益 | 944 (百万円) | 970 (百万円) | +25 (百万円) | +2.7% |
税引前利益 | 971 (百万円) | 1,037 (百万円) | +65 (百万円) | +6.8% |
親会社の所有者に帰属する当期利益 | 922 (百万円) | 750 (百万円) | -172 (百万円) | -18.7% |
各指標の増減について
2022年度の売上収益は大幅に増加しましたが、売上原価の上昇が影響し、売上総利益の伸びは鈍化しました。一方で、増収効果によって営業利益と税引前利益も増加しました。しかし、税金についての取り扱いが変更され、親会社の所有者に帰属する当期利益は減少しました。
リスクについて
市場リスク
プリンティングソリューションズ事業はエプソンの売上収益の大部分を占めており、その変動が経営成績に大きな影響を与える可能性があります。
技術リスク
エプソンの技術が他社と競合し、技術的な競争優位性が失われる場合、経営成績に悪影響を与える可能性があります。
サプライチェーンのリスク
特定の供給業者からの部品の調達が困難になる場合、その影響がエプソンの製造と販売活動に波及する可能性があります。
まとめ
総じて、エプソンは2022年度において売上収益を大きく伸ばしましたが、コストの上昇により直接的な利益の増加にはつながりませんでした。今後も多様なリスクが存在する中、環境技術や事業ポートフォリオ管理などを通じて持続可能な成長を目指す必要があります。当アナリストとしては、現状は安定しており、将来的にも成長する見込みが高いと評価しています。
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