2023-06-28有価証券報告書 ケンコーマヨネーズ株式会社

企業名 ケンコーマヨネーズ株式会社
URL https://www.kenkomayo.co.jp/
業種 食料品
決算日 3月31日
資本金(百万円) 5424.0
所在地 神戸市灘区都通三丁目3番16号






有価証券報告書の解説


企業概要

ケンコーマヨネーズ株式会社

ケンコーマヨネーズ株式会社及び関連会社10社で主に食品製造販売事業を行っています。当社グループは多様な食品製品(調理加工食品、マヨネーズ・ドレッシング類、タマゴ加工品、フレッシュ総菜など)を国内外に向けて提供しています。「サラダNo.1企業を目指す」ビジョンを掲げて、社会の変化に対応していくことを目指しています。

各事業の内容と状況

当社グループの事業は以下の3部門に分かれています。

  • 調味料・加工食品事業: マヨネーズやドレッシング、タマゴ加工品などの製造・販売
  • 総菜関連事業等: フレッシュ総菜、調理加工食品の生産・販売、食品受託生産
  • その他: その他の調理加工食品や惣菜の販売

例えば、調味料・加工食品事業では「和彩万菜」シリーズなどの拡販が好調であり、タマゴ加工品についてはファストフード向け需要が増えています。一方、原材料価格の高騰などの影響もあり、収益の圧迫が見られます。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(名) 臨時従業員数(名)
調味料・加工食品事業 650 (873)
総菜関連事業等 367 (1,123)
その他 39 (125)
合計 1056 (2,121)

関連企業

  • 株式会社ダイエットクック白老
  • ライラック・フーズ株式会社
  • 株式会社関東ダイエットクック
  • 株式会社関東ダイエットエッグ
  • 株式会社関西ダイエットクック
  • 株式会社ダイエットクックサプライ
  • 株式会社九州ダイエットクック
  • サラダカフェ株式会社
  • 株式会社ハローデリカ
  • PT.Intan Kenkomayo Indonesia(持分法適用関連会社)

業績

業績の数値

決算年月 2019年3月 2020年3月 2021年3月 2022年3月 2023年3月
売上高(百万円) 73989 74480 68502 75647 82363
経常利益(百万円) 3145 3003 2050 1622 169
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 2296 2058 1458 1211 485
包括利益(百万円) 2476 1696 1870 1604 455
純資産額(百万円) 32900 34103 35577 36539 36794
総資産額(百万円) 70105 63767 62320 61760 62229
1株当たり純資産額(円) 1996.95 2069.93 2159.46 2245.07 2281.75
1株当たり当期純利益(円) 139.40 124.94 88.51 74.32 29.86
自己資本比率(%) 46.9 53.5 57.1 59.2 59.1
自己資本利益率(%) 7.2 6.1 4.2 3.4 1.3
営業活動によるキャッシュ・フロー(百万円) 2405 5575 5203 3757 3526
投資活動によるキャッシュ・フロー(百万円) △8,895 △2,098 △588 △419 △856
財務活動によるキャッシュ・フロー(百万円) 4345 △3,657 △2,976 △3,281 △2,822
現金及び現金同等物の期末残高(百万円) 10927 10747 12385 12441 12289

各指標の増減について

売上高は前年度比8.9%増加し、82,363百万円となりました。一方で、経常利益は大幅に減少し、前年同期比89.6%減の169百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益も前年同期比59.9%減の485百万円となりました。これは主に原材料価格の高騰の影響を受けたためです。

リスクについて

経営環境のリスク

度重なる食品原材料の価格上昇、特に食用油や鶏卵の価格高騰が重要なリスクとなっています。また、コロナウイルス感染症の影響や自然災害等もリスクとして存在します。

製品の安全性のリスク

製品の品質管理には徹底した対策を講じていますが、製品における品質問題が発生した場合、経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。

情報セキュリティのリスク

基幹システムの確保と徹底したセキュリティ対策を実施していますが、サイバー攻撃やシステム障害が生じた場合、業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。

まとめ

ケンコーマヨネーズ株式会社は外部環境の影響で収益性に一定のリスクがありますが、堅実な経営戦略と徹底した品質管理、積極的なコスト削減策を通じて、長期的な企業価値向上を目指しています。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。