| 企業名 | ＴＯＴＯ株式会社 |
|---|---|
| URL | https://jp.toto.com/ |
| 業種 | ガラス・土石製品 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 35579.0 |
| 所在地 | 北九州市小倉北区中島二丁目１番１号 |
有価証券報告書（TOTO株式会社）の解説
企業概要
TOTO株式会社は、水まわり製品を中心とするグローバルな住設メーカーで、衛生陶器、温水洗浄便座、ユニットバスルーム、システムキッチンなど多くの商品を提供しています。社是「愛業至誠」と「TOTOグループ企業理念」に基づき、社会と地球環境への貢献を目指しています。
各事業の内容と状況
TOTOは以下の事業セグメントで事業を展開しています。
- グローバル住設事業
- 日本住設事業：リモデル事業に注力し、清潔で衛生的なトイレ文化を提案。
- 海外住設事業
- 中国大陸事業：温水洗浄便座の普及を目指し、プロモーション強化。
- アジア・オセアニア事業：認知度向上と工場建設で供給基盤を強化。
- 米州事業：ネオレストなどの高機能商品を拡販。
- 欧州事業：デザインと機能を融合させた商品を提供。
- セラミック事業：精密セラミック製品で半導体産業を支援。
従業員について
2023年3月31日時点の従業員の状況：
| セグメントの名称 | 従業員数（人） |
|---|---|
| グローバル住設事業 | 33,306 |
| セラミック事業 | 757 |
| その他 | 89 |
| 合計 | 34,152 |
平均年齢：44.3歳、平均勤続年数：18.1年、平均年間給与：7,060,190円
関連企業
以下は主要な関連企業です。
- TOTOサニテクノ㈱
- TOTOウォシュレットテクノ㈱
- TOTOバスクリエイト㈱
- TOTOアクアテクノ㈱
- 東陶（中国）有限公司
業績
| 年間 | 2019年3月 | 2020年3月 | 2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 | 前期比（%） |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高（百万円） | 586,086 | 596,497 | 577,840 | 645,273 | 701,187 | 8.7 |
| 経常利益（百万円） | 43,119 | 36,111 | 41,035 | 56,870 | 54,760 | -3.7 |
| 当期純利益（百万円） | 32,380 | 23,583 | 26,978 | 40,131 | 38,943 | -3.0 |
各指標の増減について
売上高は前期比8.7%増で順調に成長しましたが、経常利益及び当期純利益はそれぞれ3.7%減、3.0%減となりました。これは、一部の事業で営業損失が出たことや、物流コストが高騰したためです。
リスクについて
TOTO株式会社が抱える主なリスクは次の通りです：
- 情報システム障害：信頼性向上のため対策を実施中。
- 大規模災害：BCP（事業継続計画）を策定し、リスクシミュレーションを実施。
- 人財の獲得競争：自律人財の計画的確保・育成に注力。
- 気候変動：TCFD提言に基づくシナリオ分析と評価を実施。
- 感染症蔓延：在宅勤務体制を整備し、事業影響を最小化。
まとめ
TOTO株式会社は、グローバルな住設事業と精密なセラミック製品の提供を通じて事業を拡大しています。売上高は増加しましたが、一部事業における営業損失やコスト増加が課題となっています。将来的には、気候変動対策やデジタル技術の活用による成長が期待されます。現状としては好調ですが、一部の事業については注視が必要です。
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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。
