企業名 | 芙蓉総合リース株式会社 |
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URL | https://www.fgl.co.jp/ |
業種 | その他金融業 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 10532.0 |
所在地 | 千代田区麹町五丁目1番地1 |
企業概要
当社グループは、芙蓉総合リース株式会社(当社)、子会社219社(国内185社、海外34社)及び関連会社18社で構成され、主な事業内容として機械、器具備品等のリース、不動産リース、割賦販売取引及び金銭の貸付等の金融取引を営んでおります。
各事業の内容と状況
当社の主要な事業は以下の通りです:
- リース及び割賦: 情報関連機器や産業工作機械などを対象としたリース及び割賦販売。
- ファイナンス: 金銭の貸付、有価証券の運用、匿名組合の組成。
- その他: 環境エネルギー関連、手数料、BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)、モビリティビジネスなど。
各事業の状況は以下の通りです:
リース及び割賦: 2023年度は、契約実行高が前年比3.0%減少し、4,825億円となりましたが、売上高は3.3%増加し6,118億円になりました。成長ドライバーである航空機や不動産の伸長が主な要因です。
ファイナンス: 契約実行高は前年比18.2%増加し、1兆480億円となり、売上高は18.4%増加して262億円となりました。エネルギー環境などの事業参画型ビジネスが寄与しました。
その他: 契約実行高は前年比25.2%増加し、1億8,500万円となり、売上高は16.2%増加して505億円になりました。インボイスやWorkVisionの業績伸長が主な要因です。
従業員について
分類 | 人数 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 平均給与(千円) |
---|---|---|---|---|
従業員数(合計) | 816 | 41.3 | 14.1 | 8,734 |
関連企業
関連企業としては、芙蓉オートリース株式会社やヤマトリース株式会社、シャープファイナンス株式会社などがあります。
業績
項目 | 2019年3月 | 2020年3月 | 2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 | 前年同期比 |
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売上高(百万円) | 618,119 | 712,330 | 740,263 | 657,847 | 688,655 | 4.7% |
経常利益(百万円) | 39,100 | 44,045 | 47,996 | 52,723 | 59,699 | 13.2% |
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 25,515 | 26,187 | 29,566 | 33,886 | 38,939 | 14.9% |
包括利益(百万円) | 21,965 | 25,245 | 41,092 | 38,181 | 50,314 | 31.9% |
純資産額(百万円) | 295,039 | 311,819 | 344,796 | 374,239 | 409,437 | 9.4% |
各指標の増減について
売上高は前年同期比で4.7%増加し、主に成長ドライバーであるエネルギー環境や不動産事業の伸長が寄与。経常利益も13.2%増加したことで過去最高益を達成しました。親会社株主に帰属する当期純利益も14.9%増加しています。
リスクについて
この企業特有のリスクとして以下が挙げられます:
- 設備投資動向: リース取引や割賦販売は顧客の設備投資に依存しており、景気悪化が業績に影響を及ぼす可能性があります。
- 信用リスク: 与信期間が中長期にわたるため、取引先の倒産でリース料の回収が困難となるリスクがあります。
- 市場リスク: 金利・為替・株価の変動が業績に影響を与える可能性があります。
- 制度変更: 会計基準の変更などが業績に影響を与える可能性があります。
- 戦略的提携・企業買収: 提携・買収後の事業が想定通り進まないリスクがあります。
- 災害等: 災害や感染症の流行による業績悪影響。
- サイバーセキュリティリスク: サイバー攻撃による情報漏洩や業務停滞のリスク。
まとめ
当社は過去最高の業績を達成し、特にエネルギーと不動産分野の好調が見られます。リスク管理体制も構築されており、今後の成長が期待されます。投資家にとっては、有力な選択肢として検討する価値があると考えられます。
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