企業名 | 株式会社AKIBAホールディングス |
---|---|
URL | https://www.akiba-holdings.co.jp/ |
業種 | 電気機器 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 100.0 |
所在地 | 中央区築地二丁目1番17号 |
企業概要
本記事では、株式会社AKIBAホールディングスの有価証券報告書から抜粋した情報を解説します。この報告書には、企業の財務状況、業績、事業内容などが詳細に記載されています。
各事業の内容と状況
株式会社AKIBAホールディングスは、以下の3つの事業を展開しています:
- メモリ製品製造販売事業: 主に産業用および一般向けのPCメモリ製品を製造・販売しています。
- 通信コンサルティング事業: 通信キャリアの基地局関連工事や、コンタクトセンター事業を展開しています。
- HPC事業: 高性能計算(HPC)向けのコンピュータの製造・販売を行っています。
従業員について
部門名 | 従業員数(人) | 平均臨時雇用者数(人) |
---|---|---|
メモリ製品製造販売事業 | 48 | 13 |
通信コンサルティング事業 | 119 | 95 |
HPC事業 | 21 | 1 |
全社(共通) | 33 | 10 |
合計 | 221 | 119 |
関連企業
企業名 | 所在地 | 資本金(千円) | 事業内容 | 所有割合(%) |
---|---|---|---|---|
株式会社アドテック | 東京都中央区 | 100,000 | メモリ製品製造販売事業 | 100% |
株式会社アキバデバイス | 東京都中央区 | 39,150 | ― | 100% |
株式会社バディネット | 東京都中央区 | 100,000 | 通信コンサルティング事業 | 100% |
株式会社HPCテック | 東京都中央区 | 80,000 | HPC事業 | 65.8% |
株式会社ダイヤモンドペッツ&リゾート | 東京都中央区 | 27,000 | ― | 100% |
株式会社リーバン | 島根県松江市 | 30,000 | 通信コンサルティング事業 | 100% |
業績
年度 | 売上高(千円) | 経常利益(千円) | 当期純利益(千円) | 純資産(千円) | 総資産(千円) |
---|---|---|---|---|---|
2022年 | 16,166,841 | 711,268 | 382,352 | 2,673,308 | 9,177,714 |
2023年 | 15,007,149 | 1,031,089 | 702,077 | 3,427,077 | 10,136,167 |
各指標の増減について
2023年度の主な指標の増減について、次のことが考えられます:
- 売上高: 前期比7.2%減少しましたが、通信コンサルティング事業の拡大により補っています。
- 経常利益: 前期比45.0%増加しました。主な要因はコスト削減と通信コンサルティング事業の健闘によるものです。
- 当期純利益: 前期比83.6%増加し、大幅な利益増加を達成しました。
リスクについて
- 為替変動: 一部製品は海外から調達しており、為替相場の変動が業績に影響を与える可能性があります。
- 競合市場: メモリ製品市場は競争が激しく、価格競争力の低下が業績に影響を及ぼす可能性があります。
- 原材料価格の変動: 半導体メモリの価格変動が業績に大きな影響を与える可能性があります。
- 知的財産権の侵害: 製品や技術が他社の知的財産権を侵害する可能性があり、対応に慎重を要します。
- 製品の欠陥: 製品や部材の不良による損害賠償が業績に影響を与える可能性があります。
- 個人情報の流出: 個人情報の管理に厳重に取り組んでいますが、流出した場合の影響は大きいです。
- 有利子負債依存度と金利: 金利動向によっては業績に影響を与える可能性があります。
- 通信業界の動向: 主な顧客が通信キャリアであるため、業界の変動が業績に影響を与える可能性があります。
- 新規事業・M&Aリスク: M&Aが収益に貢献しない場合、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
まとめ
株式会社AKIBAホールディングスは調整期にあるものの、特に通信コンサルティング事業が業績を下支えしています。経常利益や当期純利益が増加している点からも、収益性の改善が確認でき、企業の経営効率も向上しています。ただし、為替変動や原材料価格の変動に対するリスクも同時に存在するため、今後の動向には引き続き注意が必要です。
全体として、株式会社AKIBAホールディングスの現状は好調と言えますが、注意すべきリスクを十分に理解した上で投資を検討することが重要です。
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