2023-06-27有価証券報告書 株式会社 丸井グループ

企業名 株式会社 丸井グループ
URL https://www.0101maruigroup.co.jp/
業種 小売業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 35920.0
所在地 中野区中野4丁目3番2号






有価証券報告書の解説


企業概要

ここに企業の概要説明を書く。

各事業の内容と状況

当社グループは、小売とフィンテックを一体運営する企業グループであり、持株会社である当社と子会社21社および関連会社7社により構成されています。それぞれの事業内容は以下の通りです。

小売事業: 商業施設の賃貸および運営管理、衣料品・装飾雑貨等の仕入販売、空間プロデュース、広告宣伝、トータルファッション物流、総合ビルマネジメント等を行っています。主要なグループ会社は㈱丸井、㈱エイムクリエイツ、㈱ムービング、㈱エムアンドシーシステム、㈱マルイファシリティーズなど。

フィンテック事業: クレジットカード業務、カードキャッシングおよび家賃保証、情報システムサービス、不動産賃貸、投資信託の販売等を行っています。主要なグループ会社は㈱エポスカード、㈱エムアールアイ債権回収、㈱エムアンドシーシステム、㈱マルイホームサービス、㈱マルイホームサービス管理、tsumiki証券㈱など。

従業員について

従業員数や平均年齢、平均給与などを以下にまとめます。

従業員数 平均年齢 平均勤続年数 平均年間給与(円)
(連結) 4435
提出会社 254 39.6 15.7 6,385,900

関連企業

以下は、関連企業の主要な企業です。

  • ㈱丸井:東京都中野区
  • ㈱エポスカード:東京都中野区
  • ㈱エムアールアイ債権回収:東京都中野区
  • ㈱エイムクリエイツ:東京都中野区
  • ㈱ムービング:埼玉県戸田市
  • ㈱マルイファシリティーズ:東京都中野区
  • ㈱マルイホームサービス:東京都中野区

業績

業績の数値を以下にまとめます。

指標 2019年3月 2020年3月 2021年3月 2022年3月 2023年3月 前年対比
売上収益 (百万円) 251,415 247,582 206,156 209,323 217,854 +4%
経常利益 (百万円) 39,786 40,415 14,520 35,547 36,364 +2%
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 25,341 25,396 2,267 17,791 21,473 +21%
包括利益 (百万円) 26,776 23,645 10,430 13,423 22,308 +60%
純資産額 (百万円) 284,752 290,330 290,100 262,052 246,562 -6%
総資産額 (百万円) 890,196 885,969 901,231 920,026 961,950 +5%
自己資本比率 (%) 32.0 32.7 32.1 28.4 25.6 -2.8%

各指標の増減について

売上収益は前期比で4%増加しており、経常利益も2%の増加となっています。純資産額は6%減少している一方で、総資産額は5%増加しています。自己資本比率は2.8ポイント減少しています。

リスクについて

当社が抱えるリスクについては以下の通りです。

  • 小売・フィンテック環境に関するリスク: 消費動向の変化や競争の激化による影響。
  • 共創投資に関するリスク: 投資先企業の財務状況や市場リスク。
  • 大規模災害に関するリスク: 自然災害やテロ行為による事業活動の停止。
  • 気候変動に関するリスク: 台風・豪雨などの被害や炭素税の導入。
  • 感染症に関するリスク: 感染症の拡大による事業活動の制限。
  • 資金調達に関するリスク: 金融市場の混乱や業績悪化による資金調達制約。
  • 情報セキュリティに関するリスク: システム障害や顧客情報の漏洩。
  • 人材に関するリスク: 人材獲得競争や経営人材の不足。

まとめ

本年度の業績は売上収益が前年度比で4%増加するなど、全体的に好調で増収増益の結果となりました。フィンテック事業が特に成長を牽引し、営業利益も増加しています。しかし一方で、自己資本比率や純資産が減少しており、財務的なバランスにも課題があります。リスク管理の観点からも、各リスク要因に対する対策を引き続き強化することが求められます。全体として、当社の現状と見通しは好調と言えますが、持続的な成長のためには財務健全性の維持とリスク管理が重要です。


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