| 企業名 | 富士電機株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.fujielectric.co.jp/index.html |
| 業種 | 電気機器 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 47586.0 |
| 所在地 | 川崎市川崎区田辺新田１番１号 |
企業概要
富士電機はエネルギーと環境技術を提供する企業であり、6つの事業セグメントに分かれて事業活動を展開しています。具体的には「パワエレ エネルギー」、「パワエレ インダストリー」、「半導体」、「発電プラント」、「食品流通」、「その他」です。これらの事業を通じて、地球社会の良き企業市民として、地域、顧客、パートナーとの信頼関係を深め、誠実にその使命を果たしていきます。
各事業の内容と状況
各事業の内容と現状、見通しは以下の通りです：
〔パワエレ エネルギー〕
エネルギーマネジメントシステムや変電設備を展開。直近では国内外のデータセンター及び半導体メーカ向け案件の需要が大幅に拡大。
〔パワエレ インダストリー〕
インバータ、FAシステムなどを提供。特にITソリューション分野の需要増加が目立ちます。
〔半導体〕
産業用・自動車用パワー半導体を生産。電動車向け製品の需要が拡大しており、今後も需要増が見込まれます。
〔発電プラント〕
地熱発電、風力発電などの再生可能エネルギープラントを提供。持続可能な社会に向けた取り組みが進められています。
〔食品流通〕
飲料自販機、食品・物品自販機を中心に展開。国内需要が堅調でした。
〔その他〕
不動産業、金融サービスなど、多岐にわたる事業を展開。
従業員について
連結会社の状況
| セグメントの名称 | 従業員数（人） | 従業員数（人） |
|---|---|---|
| パワエレ エネルギー | 6691 | [780] |
| パワエレ インダストリー | 9647 | [710] |
| 半導体 | 5914 | [518] |
| 発電プラント | 1110 | [141] |
| 食品流通 | 1901 | [472] |
| その他 | 1860 | [379] |
| 合計 | 27123 | [3,000] |
提出会社の状況
| 従業員数（人） | 平均年齢（歳） | 平均勤続年数（年） | 平均年間給与（円） |
|---|---|---|---|
| 10558 | 44.9 | 20.9 | 7756919 |
関連企業
富士電機には多くの関連企業があります。例えば、富士電機機器制御株式会社、富士電機マニュファクチャリング（タイランド）社、富士フェステック株式会社などです。
業績
| 指標 | 単位 | 2019年3月 | 2020年3月 | 2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 | 前期比 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 百万円 | 914,915 | 900,604 | 875,927 | 910,226 | 1,009,447 | 10.9% |
| 経常損益 | 百万円 | 63,479 | 44,513 | 50,401 | 79,297 | 87,811 | 10.7% |
| 親会社株主に帰属する当期純損益 | 百万円 | 40,267 | 28,793 | 41,926 | 58,660 | 61,348 | 4.6% |
| 包括利益 | 百万円 | 38,653 | 26,825 | 67,437 | 74,485 | 67,117 | -10.3% |
各指標の増減について
売上高は前年比10.9%増加しました。これは国内外のデータセンター、および半導体メーカー向け案件の需要拡大が寄与しています。経常損益は前年比10.7%増加、当期純損益も前年比4.6%増加しました。包括利益は前年度比で10.3%減少しましたが、これは投資有価証券の評価損の増加によるものです。
リスクについて
富士電機の主要なリスクには、原材料価格の上昇、地政学的な影響、法令違反リスク、技術革新のリスクなどがあります。特に半導体事業の競争が激しいため、これに関連するリスクが注意すべきです。
まとめ
富士電機は全ての事業セグメントで前年度を上回る成長を見せています。特にパワエレ エネルギーと半導体事業が今後の成長の牽引役となる見込みです。2023年度も売上高、営業利益率ともに増加する見通しで、企業としての成長が期待されています。一方で、原材料価格の上昇や地政学的リスクなど、外部環境変動への対応も求められます。
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