企業名 | 三菱瓦斯化学株式会社 |
---|---|
URL | https://www.mgc.co.jp/ |
業種 | 化学 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 41970.0 |
所在地 | 千代田区丸の内二丁目5番2号 |
企業概要
当社グループは三菱瓦斯化学株式会社を中心とし、110社の子会社及び37社の関連会社で構成されています。事業内容としては、基礎化学品事業部門及び機能化学品事業部門が主要な柱となっています。
各事業の内容と状況
基礎化学品事業部門: メタノールや汎用芳香族化学品の製造・販売を行い、主力製品としてメタノールやメタキシレンジアミン、フェニルケトンなどがあります。近年、環境意識が高まる中、環境循環型メタノールなどの新規事業展開が進んでいます。
機能化学品事業部門: 半導体用薬液やポリカーボネート、光学樹脂モノマーなど高機能材料の製造・販売を強化、新技術の導入に積極的です。特に、超純過酸化水素をはじめとするエレクトロニクスケミカルズのグローバル展開が進んでいます。
従業員について
連結会社の状況 | |||
---|---|---|---|
セグメントの名称 | 従業員数(人) | ||
基礎化学品事業部門 | 5521 | ||
機能化学品事業部門 | 4069 | ||
その他の事業 | 22 | ||
全社(共通) | 438 | ||
合計 | 10050 | ||
提出会社の状況 | |||
従業員数(人) | 平均年齢(歳.ヶ月) | 平均勤続年数(年.ヶ月) | 平均年間給与(円) |
2448 | 40.9 | 17.7 | 8,826,505 |
関連企業
基礎化学品事業部門では、㈱日本ファインケムやMGCターミナル㈱などがあります。機能化学品事業部門では、泰興菱蘇機能新材料有限公司やSAMYOUNG PURE CHEMICALS CO., LTD.などが関連企業として名を連ねています。
業績
2019年3月期 | 2020年3月期 | 2021年3月期 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | |
---|---|---|---|---|---|
売上高(百万円) | 648,986 | 613,344 | 595,718 | 705,656 | 781,211 |
経常利益(百万円) | 69,199 | 31,116 | 50,240 | 74,152 | 69,764 |
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 55,000 | 21,158 | 36,070 | 48,295 | 49,085 |
包括利益(百万円) | 54,318 | 13,988 | 53,101 | 66,232 | 69,751 |
純資産額(百万円) | 553,282 | 548,141 | 581,411 | 630,887 | 671,249 |
総資産額(百万円) | 804,038 | 771,733 | 836,364 | 928,651 | 1,029,317 |
各指標の増減について
2023年3月期の売上高は前期比10.7%の増加(755億円増加)であり、特にポリアセタールの販売が好調に推移しました。しかし、原燃料価格の上昇や半導体向け製品の需要減少などにより、経常利益は前期比5.9%減少(43億円減少)しました。
リスクについて
当社グループでは、製品販売先の経済状況や顧客需要の影響を受けやすいため、景気後退局面での売上減少リスクがあります。また、海外事業の展開においては地政学的リスクや法規制リスクも存在します。
まとめ
当社グループは、基礎化学品及び機能化学品事業を中心に、環境変化にも強い収益構造を目指しています。2023年3月期は売上高が好調でしたが、原燃料費上昇などの厳しい事業環境の中で、収益の維持が課題となっています。今後も新規事業創出や既存事業の高付加価値化に注力し、持続可能な成長を目指します。
AI判定による類似企業・競合TOP10
No.1 | 三井化学株式会社 |
No.2 | 日産化学株式会社 |
No.3 | 株式会社トクヤマ |
No.4 | 群栄化学工業株式会社 |
No.5 | 東ソー株式会社 |
No.6 | 三菱ケミカルグループ株式会社 |
No.7 | 高圧ガス工業株式会社 |
No.8 | 南海化学株式会社 |
No.9 | 東ソー株式会社 |
No.10 | 東洋紡株式会社 |
※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。