2023-06-27有価証券報告書 レイズネクスト株式会社

企業名 レイズネクスト株式会社
URL https://www.raiznext.co.jp/
業種 建設業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 2754.0
所在地 神奈川県横浜市中区桜木町一丁目1番地8(日石横浜ビル)





有価証券報告書の解説


企業概要

当社グループは、レイズネクスト株式会社(当社)、関係会社13社(子会社9社、関連会社4社)およびその他の関係会社2社により構成され、エンジニアリング業およびその他の事業を営んでいます。

各事業の内容と状況

当社は主にエンジニアリング事業を展開しており、石油、石油化学、ガス、一般化学など幅広い分野でサービスを提供しています。特に石油製品や再生可能エネルギー分野では、プラントの保全やエンジニアリング、コンサルティング、設備の製造・販売など多岐にわたるサービスを行っています。

当期のエンジニアリング事業における状況としては、大型工事の受注があったものの、前期比で減少しました。一方で、メンテナンス分野では定期修理工事の工事量が増加し、業績は好調です。

従業員について

従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(万円)
1616 42.3 15.8 796

当社にはレイズネクスト労働組合があり、労使関係について特に記載すべき問題はありません。

関連企業

当社は以下の関連企業と関係を持っています:

  • SMS株式会社 (エンジニアリング業)
  • 池田機工株式会社 (エンジニアリング業)
  • P.T. SHINKO PLANTECH (エンジニアリング業)
  • レイズネクスト総合サービス株式会社 (その他の事業)

業績

指標 当期 (2023) 前期比 (%)
完成工事高 (百万円) 140,061 7.9%
経常利益 (百万円) 11,243 -0.2%
当期純利益 (百万円) 7,741 -0.1%
包括利益 (百万円) 7,207 -17.7%
純資産額 (百万円) 83,283 4.9%
総資産額 (百万円) 114,168 13.3%

各指標の増減について

完成工事高については、メンテナンス分野で定期修理工事の工事量が増加したことによるものです。一方、経常利益と当期純利益は、販売費および一般管理費の増加により前年同期比で微減しました。包括利益も前期比で減少していますが、これは主に利益剰余金の増加が影響しています。

リスクについて

当社特有のリスクとしては、石油や石油化学関連の市場縮小、資機材価格の高騰、工事従事者の不足および賃金高騰等が考えられます。また、特定取引先への依存や、コンプライアンス、品質管理の不備がリスクとなりえる可能性があります。

まとめ

当社の業績は最終的に増収増益ではありますが、利益については前年同期比で微減しています。現状としては大型工事の受注が鈍化していますが、メンテナンス分野においては好調です。将来の見通しとしては、カーボンニュートラル案件など新規領域の受注拡大を目指し、サステナビリティ経営の推進を掲げています。現状は「好調」ですが、特定のリスクには注意が必要です。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。