2023-06-27有価証券報告書 みずほリース株式会社

企業概要

当社グループは、当社、子会社190社（国内143社、海外47社）および関連会社13社（国内4社、海外9社）で構成され、
情報関連機器、不動産、産業・工作機械等のリース取引および割賦販売取引ならびに各種金融取引を主要事業としています。

各事業の内容と状況

当社グループの事業は主に以下の3つのセグメントに分かれています。

• リース・割賦: 不動産、情報関連機器、産業・工作機械、輸送用機器、環境・エネルギー関連設備等のリースおよび割賦販売業務。
• ファイナンス: 不動産、船舶、航空機、環境・エネルギー分野等を対象とした金銭の貸付、出資、ファクタリング業務等。
• その他: 中古物件売買等。

不動産や航空機分野など注力分野でのプロジェクトが増加し、当社グループのビジネス基盤を強化しています。

従業員について

関連企業

当社の関連企業には、みずほリース㈱、第一リース㈱、みずほ東芝リース㈱、PT MIZUHO LEASING INDONESIA Tbkなどがあります。各企業はリース・割賦、ファイナンス、その他業務を展開しています。

業績

各指標の増減について

2023年3月期の売上高は前期比で4.5％減少しましたが、 経常利益は99.9％増加となり、 非常に好調な結果となりました。特に、ファイナンスや不動産分野での資産積み上げが利益増加に寄与しました。

リスクについて

当社グループが直面するリスクとして、以下の点が挙げられます。

• 経営環境に関するリスク: 地域紛争や資源価格の高騰などにより、お客様の事業活動に支障をきたすリスク。
• 信用リスク: 経済状況の低迷により、お客様の信用状況が悪化し、リース料等の回収が困難になるリスク。
• 流動性リスク: 資金調達に制約が生じるリスク。
• 金利変動リスク: 金利の変動が金利収支に影響を与えるリスク。
• アセットリスク: 保有不動産などの資産価値が減少するリスク。
• サイバーセキュリティリスク: 外部からの不正アクセスなどにより、情報が漏洩するリスク。

まとめ

当社の業績は非常に好調です。特に、ファイナンスや不動産分野でのプロジェクトの成功が大きく寄与しています。しかしながら、経済環境の変化やサイバーセキュリティリスクなど、慎重なリスク管理が必要です。これからもお客様のニーズに対応し、新たなビジネス機会を追求していくことで、さらなる成長が期待されます。