企業名 | 株式会社名村造船所 |
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URL | https://www.namura.co.jp/ja/index.html |
業種 | 輸送用機器 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 8135.0 |
所在地 | 大阪市西区立売堀二丁目1番9号 |
企業概要
この企業は主に船舶製造・修繕、機械及び鉄鋼構造物の製造販売を行っています。また、関係会社を通じて、多岐にわたる関連業務も展開しています。
各事業の内容と状況
新造船事業: 様々な船舶の製造と販売。国内外の顧客に対応する商品開発力を強化し、効率的な生産体制を構築しています。
修繕船事業: 各拠点で大型艦艇から一般商船までの修繕工事を手掛けています。
鉄構・機械事業: 橋梁の新設・修繕、舶用機器の製造など多岐にわたる機械事業を展開しています。
その他事業: ソフトウェア開発や船舶保守などを手掛け、幅広い事業分野に対応しています。
従業員について
連結会社の従業員状況 (2023年3月31日現在)
セグメントの名称 | 従業員数(名) |
---|---|
新造船事業 | 1109 |
修繕船事業 | 382 |
鉄構・機械事業 | 151 |
その他事業 | 335 |
全社(共通) | 236 |
合計 | 2213 |
提出会社の従業員状況 (2023年3月31日現在)
従業員数(名) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) |
---|---|---|---|
1028 | 41.2 | 17.9 | 5587 |
関連企業
関連企業には函館どつく株式会社、佐世保重工業株式会社や、その他海外の子会社が含まれます。
業績
年度 | 売上高 (百万円) | 経常利益 (百万円) | 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 包括利益 (百万円) | 純資産額 (百万円) | 総資産額 (百万円) |
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2019年3月 | 124,589 | -3,872 | 621 | -699 | 74,965 | 174,817 |
2020年3月 | 111,887 | -16,284 | -18,030 | -18,240 | 56,048 | 138,122 |
2021年3月 | 98,403 | -10,607 | -18,778 | -15,493 | 40,358 | 111,562 |
2022年3月 | 83,423 | -8,244 | -8,419 | -4,264 | 37,173 | 123,721 |
2023年3月 | 124,080 | 11,369 | 11,194 | 12,726 | 49,964 | 124,901 |
各指標の増減について
売上高は2022年3月期から2023年3月期にかけて約48.7%増加しています。これは新造船事業の操業量増加と円安の影響によるものです。
親会社株主に帰属する当期純利益は2023年3月期に大きく改善し、前期の赤字から11,194百万円の黒字に転じています。
リスクについて
政治・経済情勢: 世界経済の悪化や地政学的リスクの影響により新造船需要が後退するリスク。
事業環境・競争環境: 受注から竣工までの期間が長期間であり、その間の経済情勢の変化によるリスク。
気候変動対応: 環境規制への対応が不十分な場合、技術的優位性が失われるリスク。
為替動向: 為替レートの変動による収益への影響。
資材調達: 資材価格の急激な変動や供給不足によるリスク。
人材確保・育成: 必要な人材の確保・育成が計画通りに進まないリスク。
品質保証: 製品に不具合が発生した場合の賠償・訴訟リスク。
労働安全衛生: 事故や労働災害による業務への影響。
情報セキュリティ: 機密情報の流出や消失リスク。
まとめ
この企業は新造船事業を中心に、多岐にわたる事業を展開しており、2023年は売上高と利益が大幅に改善しました。特に新造船事業の収益力が大きく向上しています。しかし、政治・経済情勢や資材調達、為替動向などのリスクも伴います。これらの要因を慎重に監視しつつ、企業の成長と持続可能性を維持するための対策が必須です。投資家としては、同社の業績の好調さとともに、リスク管理の方法にも注目していくことが重要です。
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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。