| 企業名 | 株式会社ラウンドワン |
|---|---|
| URL | https://www.round1.co.jp/ |
| 業種 | サービス業 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 25021.0 |
| 所在地 | 大阪市中央区難波五丁目１番６０号 |
企業概要
当社グループは、連結子会社5社及び関連会社1社とともに地域密着型の屋内型複合レジャー施設を運営しています。主要な事業にはボウリング、アミューズメント、カラオケ、そしてスポッチャ（スポーツをテーマにした施設）が含まれます。
各事業の内容と状況
当社グループは、日本国内、米国、中国の3つの地域で事業を展開しています。日本国内では既存店舗の収益拡大を目指し、米国では新規店舗の出店が進んでいます。中国市場においても慎重ながら積極的な出店を行っています。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数（人） | 平均臨時雇用者数 | 平均年齢（歳） | 平均勤続年数（年） | 平均年間給与（千円） |
|---|---|---|---|---|---|
| 日本 | 1284 | (4,614) | 36.9 | 12年10ヶ月 | 5,940 |
| 米国 | 613 | (1,102) | – | – | – |
| 合計 | 2062 | (5,716) | – | – | – |
関連企業
主要な関連企業には以下の会社が含まれます:
- Round One Entertainment Inc.：米国国内での複合レジャー施設運営
- 朗玩（中国）文化娯楽有限公司：中国国内での複合レジャー施設運営
- 株式会社エスケイジャパン：景品等の販売
業績
| 回次 | 決算年月 | 売上高 (百万円) | 経常利益 (百万円) | 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 包括利益 (百万円) | 1株当たり純資産額 (円) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 第39期 | 2019年3月 | 101,318 | 11,220 | 7,159 | 7,716 | 218.66 |
| 第40期 | 2020年3月 | 104,779 | 8,721 | 4,794 | 4,375 | 227.30 |
| 第41期 | 2021年3月 | 60,967 | △19,811 | △17,973 | △17,439 | 152.87 |
| 第42期 | 2022年3月 | 96,421 | 5,360 | 3,937 | 7,152 | 189.70 |
| 第43期 | 2023年3月 | 142,051 | 16,690 | 9,737 | 11,616 | 217.30 |
各指標の増減について
過去4年間の売上高は増減を繰り返しており、特に2021年3月期にはCOVID-19の影響で大幅な減少が見られました。しかし、2023年3月期には顕著なリバウンドが確認されました。同様に、経常利益及び当期純利益も2021年には大きな損失を出しましたが、2023年には大幅な改善が見られました。
リスクについて
- 経済情勢に関するリスク：物価の上昇や消費の低迷が事業に影響を与える可能性があります。
- 少子高齢化によるリスク：若年層の減少が経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
- 既存店舗および新規出店のリスク：既存店舗の売上減少や新規出店の失敗が成績に影響を与える可能性があります。
- 海外出店に関するリスク：異なる国の法律や慣習に対応しきれないリスクがあります。
- サステナビリティへの対応の遅れによるリスク：対応が遅れた場合、ブランドイメージや信用が棄損する可能性があります。
まとめ
当社の最近の業績は、特に2021年からの回復基調が顕著に見られます。しかしながら、持続的な成長および安定した収益を確保するためには、さらなるリスク管理と収益構造の強化が必要です。特に海外市場での新規出店の成功とサステナビリティへの対応が今後の成長の鍵となるでしょう。
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