2023-06-26有価証券報告書 株式会社ベネッセホールディングス

企業名 株式会社ベネッセホールディングス
URL https://www.benesse-hd.co.jp/ja/
業種 サービス業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 13780.0
所在地 岡山市北区南方三丁目7番17号






有価証券報告書の解説


企業概要

この企業は、国内教育、Kids & Family、介護・保育の3つの事業セグメントを中心に事業を展開する。主なサービスとして通信教育、教室事業、模擬試験、介護サービス、保育園運営などが含まれ、国内外で広く活躍している。

各事業の内容と状況

国内教育事業

進研ゼミや進研模試など、主に学校教育や塾・教室事業で構成される。最近ではデジタル化の進展が顕著で、教育現場の負担が増している。

Kids & Family事業

幼児向けの通信教育講座「こどもちゃれんじ」を中心とした事業。国内外で提供しており、特に中国と台湾で広く利用されている。

介護・保育事業

高齢者向けホームや保育園・学童クラブ運営が中心。新型コロナウイルスの影響が続く中で、サービスの利用が停滞しがちだが、引き続き需要が見込まれている。

従業員について

項目 連結全体 単体
従業員数(名) 16,637 80
平均年齢(歳) N/A 46.3
平均勤続年数(年) N/A 14.2
平均年間給与(千円) N/A 9,405

関連企業

主な関連企業として、株式会社ベネッセコーポレーション、株式会社東京個別指導学院、株式会社ベネッセスタイルケアなどがある。

業績

回次 第65期
(2019)
第66期
(2020)
第67期
(2021)
第68期
(2022)
第69期
(2023)
売上高 (百万円) 439,431 448,577 427,531 431,943 411,876
経常利益 (百万円) 12,150 16,759 9,260 15,404 15,896
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 4,902 6,289 3,122 1,064 11,353
包括利益 (百万円) 6,033 5,996 6,200 8,772 10,907
1株当たり当期純利益 (円) 50.89 65.28 32.40 11.04 117.73
ROE (%) 2.9 3.7 1.8 0.7 7.5

各指標の増減について

売上高は前年比で減少しており、大きな要因は「進研ゼミ」や「こどもちゃれんじ」の在籍数減少、Berlitzの売上剥落である。しかし、販売費の効率化や費用削減が功を奏し、経常利益と当期純利益は増加した。

リスクについて

この企業特有のリスクとして、情報セキュリティ、ネットワークトラブル、人材確保、自然災害、パンデミック等が挙げられる。特に情報漏洩やサイバー攻撃への備えは重要で、過去に発生した事故の再発防止対策を継続している。

まとめ

総じて、同社は新型コロナウイルスの影響や市場環境の変化に直面しながらも、適切なコスト管理と事業の最適化によって利益を伸ばすことができた。このような取り組みが更なる成長を支える基盤となるであろう。事業の多岐にわたる展開と現地市場への注力が今後の成長に寄与するだろうと評価する。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。