企業名 | 株式会社トクヤマ |
---|---|
URL | https://www.tokuyama.co.jp/ |
業種 | 化学 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 10000.0 |
所在地 | 周南市御影町1番1号 |
企業概要
当社は化成品、セメント、電子材料、ライフサイエンス、環境事業の五つの主要事業セグメントを運営し、国内外に多くの関連会社を持つ総合化学メーカーです。持続可能な社会の実現を目指し、環境意識の高い製品とサービスを提供することを目指しています。
各事業の内容と状況
化成品: 苛性ソーダ、ソーダ灰、塩化カルシウムなどの製造・販売。販売価格の調整により利益を増大。
セメント: セメントと生コンクリートの製造・販売。原材料費の上昇で営業損失。
電子材料: 半導体向け多結晶シリコンおよび乾式シリカの製造。販売価格の上昇で利益維持。
ライフサイエンス: 医療診断システムと歯科器材の製造・販売。海外需要が増加し、業績も堅調。
環境事業: 廃石膏ボードのリサイクルやイオン交換膜の製造・販売。環境負荷の低減に貢献。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(人) | 平均臨時雇用者数(人) |
---|---|---|
化成品 | 340 | 5 |
セメント | 627 | 28 |
電子材料 | 1127 | 47 |
ライフサイエンス | 1039 | 210 |
環境事業 | 496 | 32 |
報告セグメント計 | 3629 | 322 |
その他 | 1043 | 127 |
全社(共通) | 1237 | – |
合計 | 5909 | 449 |
関連企業
当社グループは、57社の子会社と32社の関連会社で構成され様々な領域に強力な事業基盤を持っています。主な関連企業は以下の通りです:
- 新第一塩ビ株式会社(化成品)
- 広島トクヤマ生コン株式会社(セメント)
- TDパワーマテリアル株式会社(電子材料)
- 株式会社エイアンドティー(ライフサイエンス)
- 株式会社FLトクヤマ(環境事業)
業績
項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 増減率(%) |
---|---|---|---|
売上高 (百万円) | 293,830 | 351,790 | 19.7% |
営業利益 (百万円) | 24,539 | 14,336 | -41.6% |
経常利益 (百万円) | 25,855 | 14,783 | -42.8% |
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 28,000 | 9,364 | -66.6% |
各指標の増減について
売上高は原燃料価格の高騰分を販売価格に転嫁したことで19.7%増加しましたが、営業利益は41.6%減少しました。これは原燃料コストや物流費の増加によるものです。経常利益も42.8%減少し、親会社株主に帰属する当期純利益は66.6%減少しました。
リスクについて
当社は以下のリスクに直面しています:
- 自然災害: 地震や台風などの自然災害による生産設備への影響。
- 事故・故障: 生産設備の火災や故障による急停止。
- 感染症パンデミック: 新型ウイルス拡大による生産停止リスク。
- カントリーリスク: 海外市場の景気後退や政治的リスク。
- 情報セキュリティリスク: サイバー攻撃によるデータ紛失やビジネス停止。
- 脱炭素社会への対応: 環境規制強化やカーボンプライシング導入の影響。
まとめ
当社の売上高は大きく増加しましたが、諸経費の上昇により利益は減少しました。原燃料価格の高騰が利益率に大きな影響を与えましたが、増収増益となる事業も存在します。全体として厳しい状況にありますが、中期経営計画に基づき、事業のポートフォリオ転換と収益体制の見直しを進めているため、将来的には改善が見込まれます。
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