2023-06-26有価証券報告書 株式会社テスク

企業名 株式会社テスク
URL https://www.tsc-jp.com/
業種 nan
決算日 3月31日
資本金(百万円) 302.0
所在地 名古屋市中区栄一丁目18番9号





有価証券報告書解説


企業概要

当社は、主に国内の流通業(小売業・卸売業)を対象として、自社開発のパッケージ・ソフトウェアを中核ソリューションとするソフトウェア開発とコンピュータ機器の販売並びにシステム導入後のソフトウェア保守とコンピュータ機器保守業務及び不動産賃貸事業を行っています。

各事業の内容と状況

品目 事業内容 売上構成比率(%) 前事業年度 売上構成比率(%) 当事業年度
システム開発 ・自社開発の流通業向けパッケージ・ソフトウェアの開発販売、ASPサービス
・流通業向けソフトウェア開発の受託開発業務
・システム導入後のソフトウェア保守業務
68.9% 68.4%
商品 ・コンピュータ機器の販売
・ハウジング、ホスティング業務
・クラウドサービス業務
・サプライ商品の販売
・コンピュータ機器の保守業務
29.5% 30.1%
不動産賃貸 ・当社所有本社ビルの一部をテナントへ貸与 1.6% 1.5%
合計 合計 100% 100%

従業員について

2023年3月31日現在
従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
111 38.3 12.8 6191

関連企業

2022年9月5日付で当社100%出資により「株式会社Ⅹアーキテクツ(クロスアーキテクツ)」を設立しましたが、重要性が乏しいため、非連結子会社としております。

業績

分類 数値 前期比 (%)
売上高 23億84百万円 110.6%
営業利益 2億86百万円 121.1%
経常利益 2億77百万円 116.9%
当期純利益 1億91百万円 84.8%

各指標の増減について

売上高は前期比110.6%と増加しました。これは、主力のオリジナルパッケージ・ソフトウェアの受注が堅調であったことや、クラウドサービスや保守サポートなどの定常収入案件が増加したことが要因です。しかし、当期純利益が前期比84.8%と減少しているのは、一部コスト増加や投資活動による支出が影響した可能性があります。

リスクについて

  • 流通業界への特化について: 流通業界のシステム投資動向に影響を受ける可能性があります。
  • 当社パッケージ製品について: 特定のハードウエアに依存する製品のマーケティング戦略が影響を与える可能性があります。
  • システム開発リスク: 開発工数の増加やトラブル・クレームが発生する可能性がある。
  • 人材の確保: 優秀な人材の確保が困難である場合、事業推進に支障が生じる可能性があります。
  • 自然災害の発生: 自然災害により甚大な被害が発生した場合、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
  • 金利上昇: 金利負担が重くなる可能性があります。
  • 不動産の賃貸借について: 空室となる場合、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

まとめ

当社は、主力のオリジナルパッケージ・ソフトウェアの受注を堅調に獲得することに成功し、クラウドサービスや保守サポートなどの定常収入案件も増加しております。これにより、売上高や営業利益、経常利益は前期比でいずれも増加しています。ただし、当期純利益が減少している点は注意が必要で、今後のコスト管理が鍵となります。

全体的に見て、当社の現状と見通しは好調であり、今後も流通業界に特化した総合ITベンダーとして成長が期待されます。しかし、流通業界の事業環境やITエンジニアの不足といったリスクに対して注意が必要です。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。