企業名 | 株式会社ダイセル |
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URL | https://www.daicel.com/ |
業種 | 化学 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 36275.0 |
所在地 | 大阪市北区大深町3番1号 |
企業概要
当社グループは、株式会社ダイセル(当社)および子会社63社、関連会社12社によって構成されており、メディカル・ヘルスケア、スマート、セイフティ、マテリアル、エンジニアリングプラスチックなどを主要事業としています。
各事業の内容と状況
メディカル・ヘルスケア事業
化粧品原料、健康食品、光学異性体分離カラムなどを製造・販売しており、近年は健康食品素材の販売が増加傾向にあります。
スマート事業
液晶保護フィルム用酢酸セルロース、電子材料向け機能品、高機能フィルムを手掛けており、半導体市場での材料供給なども行っています。
セイフティ事業
自動車エアバッグ用インフレータを中心に、安全性を提供する製品の開発・製造・販売を行っています。
マテリアル事業
アセテート・トウ、酢酸誘導体、カプロラクトン誘導体、エポキシ化合物などを手掛けており、化学薬品を製造・販売しています。
エンジニアリングプラスチック事業
ポリアセタール樹脂、PBT樹脂、液晶ポリマーなどのエンジニアリングプラスチックを製造・販売しています。
従業員について
従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(円) |
---|---|---|---|
2524 | 42.1 | 16.2 | 7,959,933 |
関連企業
主な関連企業には、ポリプラスチックス㈱、協同酢酸㈱、ダイセル物流㈱、ダイセルミライズ㈱、ダイセル・セイフティ・システムズ㈱などがあります。
業績
回次 | 決算年月 | 売上高(百万円) | 経常利益(百万円) | 親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 包括利益(百万円) | 1株当たり当期純利益(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
第153期 | 2019年3月 | 464,859 | 53,433 | 35,301 | 38,968 | 105.38 |
第154期 | 2020年3月 | 412,826 | 31,781 | 4,978 | 2,299 | 15.49 |
第155期 | 2021年3月 | 393,568 | 34,683 | 19,713 | 45,214 | 65.18 |
第156期 | 2022年3月 | 467,937 | 57,291 | 31,254 | 49,901 | 104.14 |
第157期 | 2023年3月 | 538,026 | 52,035 | 40,682 | 44,473 | 138.87 |
各指標の増減について
売上高が大幅に増加している一方、経常利益は減少しています。これは、販売数量の増加による売上高の増加はあったものの、原燃料価格の上昇や物流費の上昇によるコスト増が影響しています。
リスクについて
企業特有のリスクとしては、原材料価格の変動、自動車産業や半導体産業の市場変動、為替リスクなどがあります。特に、主要原村(メタノール)やその他原燃料価格の変動は、業績に大きな影響を与える可能性があります。
まとめ
ダイセルの現状は売上高の増加が見られるものの、コストの増加により経常利益が減少している状況です。今後は、原材料価格の動向や市場の変動に注意しつつ、引き続き売上高の増加とコスト管理を徹底することが重要です。現状の見通しとしては、業績は好調ですが、コスト増への対策が鍵となるでしょう。
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