企業名 | 株式会社サンマルクホールディングス |
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URL | https://www.saint-marc-hd.com/ |
業種 | 小売業 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 1731.0 |
所在地 | 岡山市北区平田173番地104 |
企業概要
サンマルクホールディングスは、洋食レストラン「ベーカリーレストラン・サンマルク」の全国展開をはじめ、コーヒーショップ「サンマルクカフェ」、高級回転ずし「すし処函館市場」といった複数の業態を展開する企業です。2006年には持株会社体制に移行し、業態別の事業部門の分社化を実施しました。2022年には再統合を行い、レストラン事業部として運営を統合しました。
各事業の内容と状況
サンマルクホールディングスは、以下のような事業を展開しています:
- 洋食レストラン(例:ベーカリーレストラン・サンマルク、ベーカリーレストラン・バケット)
- コーヒーショップ(例:サンマルクカフェ、倉式珈琲店)
- 回転ずし(例:すし処函館市場)
- スパゲティ専門店(例:生麺専門鎌倉パスタ)
- ドリア専門店(例:神戸元町ドリア)
- その他実験業態(例:奥出雲玄米食堂井上)
従業員について
セグメント | 従業員数(人) | 従業員数(人) |
---|---|---|
レストラン | 459 | [3,205] |
喫茶 | 295 | [2,714] |
全社(共通) | 73 | [35] |
合計 | 827 | [5,954] |
関連企業
サンマルクホールディングスの主な関連企業は以下の通りです:
- 株式会社鎌倉パスタ
- 株式会社サンマルクグリル
- 株式会社サンマルクカフェ
- 株式会社倉式珈琲
- 株式会社サンマルクイノベーションズ
- 株式会社La Madrague
- SAINTMARC SOUTH EAST ASIA PTE.LTD.
業績
項目 | 2019年3月 | 2020年3月 | 2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 | 前期比(%) |
---|---|---|---|---|---|---|
売上高(千円) | 70,073,336 | 68,908,637 | 43,987,362 | 47,721,642 | 57,831,134 | 21.2% |
経常利益(千円) | 6,569,574 | 4,300,198 | -3,623,710 | 2,472,083 | 1,596,815 | -35.4% |
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) | 2,908,564 | 1,486,412 | -8,060,928 | -4,711,792 | 416,538 | 109.7% |
純資産(千円) | 46,708,146 | 46,869,335 | 37,678,049 | 31,147,787 | 30,350,883 | -2.6% |
総資産(千円) | 59,034,568 | 57,434,067 | 55,811,655 | 48,021,601 | 48,804,770 | 1.6% |
各指標の増減について
売上高は前年比21.2%増となり、徐々に回復基調が見えますが、経常利益は35.4%減となっています。これは、原材料費やエネルギー価格の高騰が主因です。一方で、親会社株主に帰属する当期純利益は大幅に改善しています。
リスクについて
サンマルクホールディングスにおいて重要なリスクとして以下の点が挙げられます:
- レストラン業態の複数展開による経営の複雑化
- 原材料費高騰や調達リスク
- 新業態開発とその成功可否
- 人材確保と育成の課題
- 外食業界の変動による収益の変動
まとめ
サンマルクホールディングスは、持株会社体制のもと、多様な業態を展開し順調に成長しています。しかし、原材料費の高騰や人件費の上昇、国内外の経済不安定などのリスク要因には注意が必要です。全体としては、今期の業績は回復傾向にあり、企業戦略も明確なものの、持続的な成長のためには新業態の開発や既存業態の改善が欠かせません。
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