| 企業名 | 岡本硝子株式会社 |
|---|---|
| URL | https://ogc-jp.com/ |
| 業種 | 精密機器 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 2070.0 |
| 所在地 | 柏市十余二３８０番地 |
企業概要
このセクションでは、特定の企業の概要について説明します。企業の成り立ち、事業範囲、主要な製品やサービス、及び運営方針などについて知ることができます。
各事業の内容と状況
企業は主に次の四つの事業を持っています。
- 光学事業：プロジェクター用反射鏡やフライアイレンズ、デジタルシネマ用映写機の反射鏡などを製造・販売。
- 照明事業：自動車用ヘッドライト・フォグライト用カバーガラス、一般用照明用ガラス製品を製造・販売。
- 機能性薄膜・ガラス事業：ガラス容器への加飾蒸着、高耐久性銀ミラー、液晶ディスプレイ用ガラスの蒸着、フリットなどを製造・販売。
- その他：医療向けガラス製品やガラス工学技術を駆使した新製品の開発・販売。
従業員について
企業の従業員数、平均年齢、平均給与について以下の表にまとめました。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 従業員数（名） | 150 |
| 平均年齢（歳） | 44.9 |
| 平均勤続年数（年） | 18.8 |
| 平均年間給与（千円） | 5149 |
関連企業
以下は企業の主要な関連企業です：
- 新潟岡本硝子株式会社
- 二光光学株式会社
- 蘇州岡本貿易有限公司
- 岡本光学科技股份有限公司
- JAPAN 3D DEVICES株式会社
業績
企業の最近5つの会計年度における主要な経営指標は以下の通りです：
| 回次 | 第73期 | 第74期 | 第75期 | 第76期 | 第77期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 (千円) | 6078943 | 5488887 | 4409262 | 5069000 | 4886741 |
| 経常利益 (千円) | 271531 | -186,918 | -684,955 | 159759 | 146186 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) | 186823 | -190,252 | -858,101 | -87,770 | 214984 |
| 包括利益 (千円) | 88907 | -261,518 | -824,795 | -2,945 | 246985 |
| 純資産額 (千円) | 2340611 | 2095171 | 1289693 | 1286821 | 1533807 |
| 総資産額 (千円) | 7572015 | 7482228 | 8032799 | 7666803 | 7590763 |
各指標の増減について
売上高は、2019年の第73期から2020年の第74期にかけて約10%減少しました。その後も減少傾向が続きましたが、第76期には回復傾向が見られました。
経常利益や当期純利益については、第74期と第75期に大幅な赤字が見られましたが、第76期には黒字に転じました。
リスクについて
企業特有のリスクや投資家が注意すべきポイントを以下に示します。
- 主要顧客への販売依存度：特定の顧客に高い依存をしているため、これらの取引関係が変わると業績に重大な影響を与える可能性があります。
- 競合状況：市場の競争が激しく、技術革新に遅れると競争力が低下するリスクがあります。
- 特許と知的財産：主力製品に関連する特許がいくつかありますが、特許の期限切れや他社の技術進出により競争力が低下する可能性があります。
- 為替変動：輸出取引が多く、為替の変動が業績に影響を与えるリスクがあります。
まとめ
この企業は、特殊ガラスや薄膜製品の製造・販売を中心に事業を展開しており、複数のセグメントでの成長が見込まれています。しかし、特定の顧客への依存度が高い点や競争が激しい市場での技術革新の遅れはリスクとなります。全体的に見て、業績は回復傾向にありますが、リスク要因にも注意が必要です。
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