企業名 | 小野建株式会社 |
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URL | https://www.onoken.co.jp/jp/ |
業種 | 卸売業 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 6842.0 |
所在地 | 北九州市小倉北区西港町12番地の1 |
企業概要
当社グループは、鉄鋼商品および建設機材の取扱いを主業務とし、少数精鋭主義を掲げて事業を展開しています。主に国内の鉄鋼・建材商品の販売および一部の工事請負を行っており、九州・中国、関西・中京、および関東・東北の3つの地域セグメントから構成されています。
各事業の内容と状況
当社の主力となる事業は以下の3つに分類されます:
- 九州・中国エリア: 鉄鋼商品販売と工事請負事業が主であり、売上高と利益の両方で堅調に推移。
- 関西・中京エリア: 鉄鋼商品の販売単価の高止まりと工事請負事業の増加により、売上高が増加しましたが、販管費の増加により利益は減少。
- 関東・東北エリア: 鉄鋼商品の販売数量の大幅な減少にもかかわらず、工事請負事業の増加が売上に貢献。
従業員について
当社の従業員の状況は以下の通りです:
従業員数(人) | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 平均年間給与(円) |
---|---|---|---|
769 | 37歳8ヶ月 | 8年7ヶ月 | 6,432,309円 |
管理職に占める女性の割合は3.8%、男性の育児休業取得率は5.6%です。
関連企業
当社の主要関連企業は以下の通りです:
企業名 | 所在地 | 資本金(百万円) | 主要な事業内容 | 議決権の所有割合(%) |
---|---|---|---|---|
西日本スチールセンター株式会社 | 北九州市小倉北区 | 10 | 鋼板剪断加工・販売業 | 100.0(0.5) |
三協則武鋼業株式会社 | 堺市西区 | 10 | 鋼板剪断加工・販売業 | 79.9 |
小野建沖縄株式会社 | 沖縄県那覇市 | 5 | 鋼材・建材卸売業 | 100.0(1.0) |
株式会社ヤマサ | 高知県高知市 | 50 | 鋼材・建材卸売業 | 82.3 |
業績
指標 | 2019年3月 | 2020年3月 | 2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 | 前期比 |
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売上高(百万円) | 232,164 | 229,290 | 202,825 | 222,759 | 262,653 | 17.9% |
経常利益(百万円) | 6,680 | 6,527 | 6,717 | 11,977 | 9,950 | -16.9% |
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 4,664 | 4,416 | 4,508 | 8,145 | 7,022 | -13.8% |
各指標の増減について
売上高は前期比で17.9%増加しましたが、経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益は、それぞれ16.9%および13.8%減少しました。これは、鉄鋼商品の仕入価格の上昇が主因であり、競争力を維持するために販売価格に転嫁できなかったことが要因です。
リスクについて
この企業に特有のリスクとして、以下が挙げられます:
- 鉄鋼商品市況の変動: 市場価格の変動により、在庫の評価損や販売損が発生するリスクがあります。
- 為替変動リスク: 海外との取引において為替変動の影響を受ける可能性があります。
- 借入金に対する金利変動リスク: 金利の上昇により借入金の費用が増加するリスクがあります。
まとめ
当社は、鉄鋼商品販売と建設機材取扱いを主軸とした堅実で多岐にわたる事業を展開しており、地域別にセグメントを構成しています。業績は売上高が堅調に推移しているものの、仕入価格の上昇と販売価格への転嫁不足により利益面での課題が残っています。鉄鋼市況の変動や外部環境の影響を受けやすい点には留意が必要です。全体的にみれば、依然経済の回復見込みを背景に、今後の業績改善が期待できると考えられます。
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