| 企業名 | 小松マテーレ株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.komatsumatere.co.jp/ |
| 業種 | 繊維製品 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 4680.0 |
| 所在地 | 能美市浜町ヌ１６７番地 |
企業概要
当社グループは、主に「繊維事業」を展開しており、衣料ファブリックや産業資材などの製品を企画・開発・製造・販売しています。企業のビジョンとして、「美・健康・快適・安全・環境」の5つのテーマに軸を置き、持続可能な社会の実現を目指して積極的な経営投資を行っています。
各事業の内容と状況
当社グループは繊維事業を中心に、以下のような業務を行っています。
- 合繊ファブリック、薄膜ファブリックの企画、開発、製造、販売
- 健康関連素材の開発・製造・販売
- 物流サービス
最新の年度では、国内外の繊維事業が堅調に推移し、特に欧州および北米向けの衣料が伸びを見せています。また、新素材や新ブランドの開発を進めることで、新たな市場ニーズに対応しています。
従業員について
| 従業員数(名) | 平均年齢(才) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(円) |
|---|---|---|---|
| 758 | 39.1 | 17.8 | 5,851,512 |
労働組合の状況や女性管理職の割合、育児休業取得率なども記載されており、企業内の労働環境についても情報が提供されています。
関連企業
| 名称 | 主要な事業 | 所有割合(%) |
|---|---|---|
| 小松美特料（蘇州）貿易有限公司 | 繊維製品製造・販売 | 100.0 |
| ㈱コマクソン | 合繊ファブリックの製造・販売 | 100.0 |
| インターリンク金沢㈱ | 保管・輸送業・物流 | 100.0 |
業績
| 項目 | 107期(2019年) | 108期(2020年) | 109期(2021年) | 110期(2022年) | 111期(2023年) | 前期比(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 (百万円) | 39,078 | 36,525 | 30,018 | 31,449 | 35,438 | 12.7 |
| 経常利益 (百万円) | 2,778 | 2,152 | 1,916 | 2,154 | 1,683 | -21.8 |
| 純利益 (百万円) | 2,131 | 1,375 | 1,810 | 2,184 | 1,118 | -48.8 |
各指標の増減について
売上高: 今期の売上高は前期比12.7%増加しました。これは国内外の衣料ファブリックの需要が堅調に推移したためです。
経常利益: 経常利益は前期比21.8%減少しました。未決済為替予約取引の解約により、為替変動の影響を減らすための措置が影響しました。
純利益: 当期純利益は前期比48.8%減少しました。これは、前期における中国生産子会社の撤退による清算益等の影響によるものです。
リスクについて
この企業に特有のリスクや特に投資家が気にすべきリスクは以下の通りです。
- 経済状況: グローバル市場の経済状況に影響を受けやすい。
- 国際的活動: 政治的・経済的リスクが存在する。
- 為替リスク: 為替レートの変動が業績に影響を与える可能性がある。
- 原油価格: 原油価格の変動による影響を受けやすい。
- 知的財産: 技術やノウハウの保護が完全でない場合がある。
まとめ
当社グループの今期の業績は増収増益を実現しましたが、経常利益と純利益は減少しました。これは為替変動の影響や中国子会社の清算等の一時的な要因によるものです。しかし、国内外の衣料ファブリックの需要が堅調に推移したことで、引き続き成長が期待されます。さらに、新素材の開発や環境配慮型の製品の導入により、今後の展望も明るいと判断されます。
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