企業名	nan
URL	https://www2.hokkaido-cs.co.jp/
業種	nan
決算日	nan
資本金（百万円）	nan
所在地	nan

有価証券報告書の解説

企業概要

当社は、公共工事前払金保証事業及び金融保証事業を主な内容とし、更に当該事業に付随するサービス業務及び建設業に関する情報収集等を行っています。

なお、付随するサービス業務の一部を、子会社(北保証サービス㈱)が行っています。

各事業の内容と状況

当社の事業内容は、公共工事の前払金保証、契約保証、契約保証予約といった保証事業です。これらの保証制度は、公正かつ適正な公共工事の実施を支援するものであり、道内市町村などへの前払金支払限度額撤廃、中間前金払制度の整備などを進めています。

また、金融保証事業も行っており、建設業の健全な発展と公共工事の適正な施工を使命としています。

従業員について

2023年3月31日現在の従業員の状況について以下の表にまとめます。

セグメントの名称	従業員数(名)	平均年齢(歳)	平均勤続年数(年)	平均年間給与(円)
保証事業	46	43.4	21.1	7,519,976

注: 従業員は就業人員（出向者を除く）。平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。

労働組合は結成されておらず、労使関係は安定しています。

関連企業

該当事項はありません。

業績

2023年度の主な業績は以下の表の通りです。

項目	2022年度	2023年度	増減(%)
総資産	30,353,526千円	31,053,600千円	2.5%
負債	24,471,200千円	24,587,120千円	8.0%
純資産	285,582,400千円	285,858,240千円	2.0%
収入保証料	15,874,900千円	14,268,000千円	-10%
営業利益	4,420,440千円	785,400千円	-82.2%
経常利益	89,371千円	5,017,600千円	-95.4%
当期純利益	3,975,000千円	3,827,000千円	-3.7%

各指標の増減について

財政状態については、総資産と負債、純資産のいずれも増加しました。これは投資有価証券の増加と当期純利益の計上によるものです。ただし、収入保証料は主に公共事業予算の影響で減少しました。

営業利益および経常利益については、保証債務弁済額の増加、事業経費の増加により大幅に減少しました。これは保証事故の増加によるものです。

当期純利益は、投資有価証券売却益の減少も相まって減少しました。

リスクについて

当社の重要なリスクとしては以下の通りです。

• 公共事業予算の変動による収入保証料の減少リスク。
• 建設業界特有の人手不足、従業員の高齢化、経営環境の悪化による保証事故の増加。

まとめ

全体を通じ、当社の業績は公共事業予算の安定に依存している部分が大きいです。2023年度は投資有価証券の増加により総資産は増加しましたが、収入保証料や利益については減少傾向にあります。

現状、業績は一部厳しい面も見られますが、今後は前払金保証制度の改善や業務の効率化を通じて、経営の安定化を図ることが求められます。投資家としては、公共事業予算や建設業界の動向を注視することが重要となるでしょう。

総じて評価すると、現時点では「横ばい」といった評価が付けられますが、今後の改善策が実行されれば、好調な結果につながる可能性もあります。

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