企業名 | 保土谷化学工業株式会社 |
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URL | https://www.hodogaya.co.jp/ |
業種 | 化学 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 11196.0 |
所在地 | 港区東新橋一丁目9番2号 |
企業概要
当社グループは、当社を中心に連結子会社11社、非連結子会社3社、及び関連会社3社(2023年3月31日現在)によって構成されており、「有機工業薬品の製造・販売を主要事業」としています。さらに、関連する物流、研究・開発受託などの事業も手掛けています。
各事業の内容と状況
当社グループは、機能性色素、機能性樹脂、基礎化学品、アグロサイエンス、物流関連等の各セグメントで事業を展開しています。
- 機能性色素: 当社及び連結子会社が製造・販売しています。有機EL材料の他、環境対応型製品の開発も推進中です。
- 機能性樹脂: ウレタン材料や特殊化学品を取り扱い、医薬向け材料の販売も拡大。
- 基礎化学品: 過酸化水素などの製品が含まれます。価格転嫁により増収。
- アグロサイエンス: 農薬の製造・販売を行っており、新たな農業資材の共同開発も進行中。
- 物流関連: 物流事業を担当しており、ISOタンクコンテナ保管事業も展開。
従業員について
従業員数(名) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) |
---|---|---|---|
471 | 41.8 | 17.2 | 6820 |
関連企業
当社の主要な関連企業は以下の通りです。
- 桂産業㈱(化学品の仕入・販売)
- 保土谷建材㈱(土木・建築材料の製造・販売)
- 保土谷コントラクトラボ㈱(化学品の分析および研究・開発受託)
- 保土谷ロジスティックス㈱(倉庫業、貨物運送取扱業)
- 保土谷UPL㈱(農薬の製造・販売)
業績
決算年月 | 2019年3月 | 2020年3月 | 2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 | 前期比(%) |
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売上高 (百万円) | 37,548 | 37,771 | 41,199 | 41,879 | 43,324 | 3.5 |
経常利益 (百万円) | 3,104 | 3,058 | 5,841 | 6,914 | 4,211 | -39.1 |
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 1,883 | 1,858 | 3,119 | 3,251 | 2,223 | -31.6 |
各指標の増減について
当期の売上高は前期比3.5%増の43,324百万円でしたが、経常利益と当期純利益はそれぞれ39.1%、31.6%減少しました。これは、原燃料価格の高騰や諸経費の増加が主な原因です。為替変動の影響はプラスでしたが、全体では営業利益の減少が響きました。
リスクについて
当社グループが直面する可能性のあるリスクは以下の通りです。
- 景気動向: 主な市場である日本、欧米、アジアの景気に影響を受けます。
- 為替レートの変動: 売上高約5割を海外で占めており、為替レートの影響が大きいです。
- 自然災害: 主要な生産・研究開発拠点が日本及び韓国にあり、大規模自然災害のリスクがあります。
- 環境規制: 国内外の環境規制の強化が事業活動に影響を与える可能性があります。
まとめ
当社の2023年3月期の成績は、売上高が3.5%増加した一方で、経常利益と当期純利益は減少。これには原燃料価格の高騰や諸経費の増加が寄与しました。セグメント別では、機能性色素やアグロサイエンスでの伸びが見られましたが、全体的なコストの増加が課題です。今後も持続可能な成長を目指し、新製品の開発やコスト管理の強化が求められます。現状としては、好調な売上高を維持する一方で、経常利益や純利益の改善が課題です。
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