| 企業名 | 丸一鋼管株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.maruichikokan.co.jp/ |
| 業種 | 鉄鋼 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 9595.0 |
| 所在地 | 大阪市中央区難波五丁目１番６０号 |
企業概要
当社グループは、当社、連結子会社17社、持分法適用関連会社5社、非連結子会社8社及び持分法非適用関連会社2社の合計33社によって構成され、各種鋼管及び表面処理鋼板の製造・販売活動を主な事業としています。
各事業の内容と状況
国内市場では、当社が製品を製造・販売するほか、子会社の北海道丸一鋼管株式会社などの製品を当社が直接仕入れて販売しています。北米市場では、マルイチ・アメリカン・コーポレーションなどが鋼管の製造・販売を行っています。アジア市場では、ベトナム国でマルイチ・サン・スチール・ジョイント・ストック・カンパニーが鋼管及び表面処理鋼板の製造・販売を行っています。
従業員について
| 従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(円) | |
|---|---|---|---|---|
| 提出会社 | 593 | 39.79 | 18.20 | 6,773,555 |
関連企業
主要な関連企業は以下の通りです。
| 名称 | 所在地 | 資本金(百万円) | 事業内容 | 議決権の所有割合(%) |
|---|---|---|---|---|
| 丸一鋼販株式会社 | 大阪市中央区 | 122 | 鋼管・鋼板の販売 | 91.1(27.8) |
| 北海道丸一鋼管株式会社 | 北海道苫小牧市 | 30 | 鋼管・ポールの製造 | 100.0(60.0) |
業績
| 年度 | 売上高（百万円） | 経常利益（百万円） | 親会社株主に帰属する当期純利益（百万円） | 包括利益（百万円） | 総資産（百万円） |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年3月 | 167,437 | 21,634 | 14,253 | 12,422 | 321,019 |
| 2020年3月 | 154,926 | 17,104 | 6,354 | -406 | 310,120 |
| 2021年3月 | 161,138 | 20,587 | 13,857 | 21,827 | 330,252 |
| 2022年3月 | 224,218 | 38,458 | 27,760 | 43,213 | 370,078 |
| 2023年3月 | 273,416 | 34,416 | 24,164 | 28,440 | 393,165 |
各指標の増減について
売上高は2022年に急増し、2023年も増加が続いていますが、経常利益と当期純利益は2023年に減少しています。これは特に北米セグメントにおけるスプレッドの縮小や在庫評価損の影響を受けたためです。また、包括利益も2022年のピークから減少しましたが、それでも依然としてプラスの状況にあります。
リスクについて
- 主なリスクとしては、原材料市況の変動、製品クレーム、固定資産の価値下落、情報セキュリティなどがあります。特に、原材料価格の上昇が販売価格に転嫁できない場合は、収益に大きな影響を与える可能性があります。
- また、自然災害・パンデミック、地政学リスクやカントリーリスクなども企業の連結経営に重大なリスクを与えます。
まとめ
当社の業績は全体として安定しており、売上高は増加傾向にあります。特に北米とアジア市場での展開が今後の成長の鍵となるでしょう。しかし、原材料市況の変動など多くのリスク要因が存在するため、これらのリスクに対する適切な対策が求められます。現状では好調な業績を維持していますが、引き続き市場動向やリスク管理に注目しながら慎重な経営が求められます。
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