企業名 | ハリマ化成グループ株式会社 |
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URL | https://www.harima.co.jp/ |
業種 | 化学 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 10012.0 |
所在地 | 中央区日本橋3丁目8番4号 |
企業概要
当社グループは、松から得られる有価物質を化学製品とし、地球環境にやさしい循環型ビジネスモデルを展開しています。主な事業セグメントには、樹脂化成品、製紙用薬品、電子材料、ローターがあります。
各事業の内容と状況
当社グループは以下のように各事業を運営しています:
- 樹脂化成品事業:塗料用樹脂、印刷インキ用樹脂、合成ゴム用乳化剤、粘接着剤用樹脂などを製造・販売。近年は世界的な環境志向の高まりに伴い需要が増加。
- 製紙用薬品事業:紙力増強剤、サイズ剤、表面塗工剤などを製造・販売し、原料の持続可能性も追求。
- 電子材料事業:はんだ付け材料、熱交換器用ろう付け材料、半導体用機能性樹脂などを製造。成長分野として注目される。
- ローター事業:粘接着剤用樹脂、印刷インキ用樹脂を中心に、グローバル市場で展開。
従業員について
項目 | 数値 |
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従業員数(連結) | 1,710 人 |
従業員数(単独) | 119 人 |
平均年齢 | 46.3 歳 |
平均勤続年数 | 15.4 年 |
平均年間給与 | 7,267,113 円 |
関連企業
- ハリマ化成株式会社(100%子会社)
- LAWTER Inc.(米国、97.68%出資)
- Harima do Brasil Indústria Química Ltda.(ブラジル、99.88%出資)
- 杭化哈利瑪化工有限公司(中国、56.07%出資)
業績
項目 | 当期数値 | 前期比 |
---|---|---|
売上高(千円) | 94,510,872 | +24.2% |
経常利益(千円) | 25,417,24 | -26.0% |
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) | 8,857,28 | -49.3% |
各指標の増減について
- 売上高:主に買収したはんだ材料事業の影響や原材料価格高騰に対する販売価格への転嫁により増加。
- 経常利益:原材料価格およびエネルギー価格の高騰が利益を圧迫。
- 親会社株主に帰属する当期純利益:訴訟損失引当金の繰入や固定資産解体撤去費用の影響で減少。
リスクについて
- 各国の経済状況および世界情勢に起因するリスク
- 原材料の調達リスク
- 自然災害や感染症による操業中断リスク
- 為替レートの変動リスク
- 公的規制や法改正に伴うリスク
まとめ
当社グループは多様な製品ラインとグローバルな供給網を持ち、成長可能性を秘めた複数の分野で事業を展開しています。しかし、原材料費やエネルギー価格の高騰、訴訟リスクなどの課題があります。新中期経営計画「NEW HARIMA 2026」を進める中で、新規事業・成長分野への投資、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進、ESG経営を加速させることで、持続可能な成長と価値創造を目指しています。
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