| 企業名 | ネットイヤーグループ株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.netyear.net/ |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 570.0 |
| 所在地 | 中央区銀座二丁目１５番２号 |
企業概要
当社は、企業や行政に対してインターネット技術を活用したデジタルトランスフォーメーション（DX）やデジタルマーケティング支援を行うSIPS（Strategic Internet Professional Services）事業を主な業務としています。主なサービスはユーザー体験を軸にしたデジタル戦略策定、デジタルマーケティング戦略策定、システム開発、デジタルマーケティング総合支援、デジタル広告/SEO運用などです。
各事業の内容と状況
各事業の詳しい内容は以下の通りです：
- ユーザー体験を軸としたデジタル戦略策定：ユーザー調査、シナリオ策定、プロトタイピングなどを通じたデジタル戦略の策定支援。
- デジタルマーケティング戦略策定：マーケティング戦略、新規事業モデルの策定支援。
- 顧客接点でのユーザー体験を改善するシステム開発：多様なデバイスで動くWebおよびモバイルアプリケーションの開発。
- デジタルマーケティング総合支援：多チャンネルでのデジタルマーケティングの企画、システム開発、効果測定など。
- デジタル広告/SEO運用：デジタル広告やSEO、コンテンツ最適化の支援。
従業員について
| 従業員数（人） | 平均年齢（歳） | 平均勤続年数（年） | 平均年間給与（千円） |
|---|---|---|---|
| 178 | 39.4 | 6.8 | 6203 |
管理職に占める女性労働者の割合は27.3%、男性労働者の育児休業取得率は0%、労働者の男女の賃金の差異については全労働者で78.5％となっています。
関連企業
- 日本電信電話株式会社（NTT）
- 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ（NTTデータ）
業績
| 回次 | 決算年月 | 売上高（千円） | 経常利益（千円） | 当期純利益（千円） | 包括利益（千円） | 純資産額（千円） | 総資産額（千円） |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 第20期 | 2019年3月 | 5,513,655 | 20,858 | △83,585 | △80,955 | 1,958,483 | 2,742,091 |
| 第21期 | 2020年3月 | 5,465,836 | △77,838 | △68,252 | △77,396 | 1,856,243 | 2,712,958 |
| 第22期 | 2021年3月 | 5,611,322 | 171,584 | 200,193 | 204,152 | 2,037,649 | 3,149,351 |
| 前年同期比（％） | +26.7% | +320.6% | +130.5% | +128.3% | +9.8% | +16.1% | |
各指標の増減について
当期の売上高は前年同期比+26.7% 増、経常利益は+320.6% 増、当期純利益は+130.5% 増、包括利益は+128.3% 増となりました。これらの増加は、主にDX需要の高まりやデジタルマーケティング施策の拡充によるものです。
リスクについて
以下のリスクが企業業績に影響を与える可能性があります：
- 人材の確保・育成：デジタル領域での人材競争の激化。
- 景気変動：地政学リスクや物価上昇の影響。
- 競合激化：新規参入者の増加と市場競争の激化。
- 新規サービスの投入：リスクの高い新規サービスの不確実性。
- 技術革新：技術変化に対応できなかった場合のリスク。
- M&A：買収後の統合リスクや不確実性。
まとめ
当社はデジタルトランスフォーメーションとデジタルマーケティングを支援する事業を主力としています。売上高、経常利益ともに前年同期比で大きく増加しており、事業は順調に進行しています。ただし、デジタル人材の確保と育成、競合激化、市場環境の変動といったリスクも考慮する必要があります。総じて、現状は好調と評価できるものの、今後の成長には人材の確保や新規サービスの成功が鍵となります。
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