| 企業名 | 第一稀元素化学工業株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.dkkk.co.jp/ |
| 業種 | 化学 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 787.0 |
| 所在地 | 大阪市中央区北浜４－４－９ |
企業概要
当社グループは、酸化ジルコニウムや希土類化合物といった化学工業製品を製造・販売しています。各製品は自動車排ガス浄化触媒や電子材料、ファインセラミックスなど幅広い用途で活用されています。
各事業の内容と状況
当社は、主に以下のような事業を展開しています:
- 触媒: 自動車排ガス浄化触媒材料を製造・販売。
- 電子材料・酸素センサー: 圧電材料や酸素センサー材料を製造・販売。
- ファインセラミックス: 酸化ジルコニウムを基にした構造部材や燃料電池材料を提供。
- 耐火物・ブレーキ材: 乾式製法ジルコニアを使用した耐火物やブレーキ材料。
- その他: セシウム化合物や様々な用途の材料。
各事業の状況は総じて好調で、特に触媒やファインセラミックス分野は成長を続けています。
従業員について
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 従業員数 | 435人 (2023年3月31日現在) |
| 平均年齢 | 38.7歳 |
| 平均勤続年数 | 14.2年 |
| 平均年間給与 | 7,048千円 |
関連企業
当社にはいくつかの関連企業があります。以下に主要な企業をいくつか挙げます:
- VIETNAM RARE ELEMENTS CHEMICAL JOINT STOCK COMPANY: ベトナムにてオキシ塩化ジルコニウムの製造・販売。
- 迪凱凱（上海）材料貿易有限公司: 上海でジルコニウム化合物の販売。
- DKK Thai Materials Trading Co.,Ltd.: タイでジルコニウム化合物の販売。
業績
| 年度 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 27,483,963千円 | 26,518,686千円 | 23,465,922千円 | 29,365,738千円 | 35,748,163千円 (+21.7%) |
| 経常利益 | 4,311,240千円 | 3,102,739千円 | 2,131,584千円 | 6,000,704千円 | 5,969,873千円 (-0.5%) |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 3,093,943千円 | 2,348,133千円 | 1,235,393千円 | 1,849,531千円 | 4,020,431千円 (+117.4%) |
各指標の増減について
当期の売上高は、販売価格の上昇や円安の影響を受けて増収となりました。親会社株主に帰属する当期純利益も117.4%増加し、好調な結果を示しています。ただし、経常利益については若干の減少が見られましたが、これは外貨建資産の為替差益が影響しています。
リスクについて
当社が直面するリスクは以下の通りです:
- 自動車排ガス浄化触媒の需要減少リスク。
- 原材料の安定供給リスク。
- 為替変動リスク。
- 原材料・エネルギー価格の高騰リスク。
- 気候変動リスク。
これらのリスクに対して、供給先の多様化や販売価格の適正な引き上げ、生産プロセスの改善などでリスクの軽減を図っています。
まとめ
当社は化学工業製品を中心とした事業展開を行っており、特に触媒とファインセラミックス分野での成長が期待できます。2023年度の業績も好調で、今後も持続した成長が見込まれます。ただし、原材料の安定供給やエネルギー価格の高騰、為替変動などのリスクも存在します。これらのリスクに対処し、持続可能な成長を目指すべきであると考えます。
AI判定による類似企業・競合TOP10
| No.2 | ダイキョーニシカワ株式会社 |
| No.3 | 株式会社 トリケミカル研究所 |
| No.4 | 日東電工株式会社 |
| No.5 | 東京応化工業株式会社 |
| No.6 | 戸田工業株式会社 |
| No.7 | 株式会社フィット |
| No.8 | デンカ株式会社 |
| No.9 | オーウエル株式会社 |
| No.10 | 神島化学工業株式会社 |
※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。
