企業名 | 第一工業製薬株式会社 |
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URL | https://www.dks-web.co.jp/ |
業種 | 化学 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 8895.0 |
所在地 | 京都市下京区西七条東久保町55番地 |
企業概要
当社グループは、当社、子会社14社及び関連会社2社で構成され、界面活性剤、アメニティ材料、ウレタン材料、機能材料、電子デバイス材料、ライフサイエンスの製造・販売を主たる業務としております。
各事業の内容と状況
当社の事業は以下の6つのセグメントに分かれております。
- 界面活性剤: 非イオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤
- アメニティ材料: ショ糖脂肪酸エステル、セルロース系高分子材料、ビニル系高分子材料、アクリル系高分子材料
- ウレタン材料: ポリエーテルポリオール、ウレタンプレポリマー、ウレタンシステム
- 機能材料: 光硬化樹脂用材料、水系ウレタン樹脂、難燃剤、アミド系滑剤
- 電子デバイス材料: イオン液体、電子部品用導電性ペースト、射出成形用ペレット
- ライフサイエンス: 健康食品など
各事業の現状は次のとおりです。
界面活性剤の売上高は189億76百万円(前期比2.2%増)、営業利益は17億49百万円(前期比29.4%減)でした。
アメニティ材料の売上高は80億79百万円(前期比0.2%減)、営業損失は1百万円(前期5億66百万円の利益)でした。
ウレタン材料の売上高は87億61百万円(前期比5.6%増)、営業損失は2億47百万円(前期55百万円の利益)でした。
機能材料の売上高は225億74百万円(前期比13.3%増)、営業利益は2億81百万円(前期比79.2%減)でした。
電子デバイス材料の売上高は61億91百万円(前期比15.4%減)、営業利益は1億39百万円(前期比80.6%減)でした。
ライフサイエンスの売上高は4億97百万円(前期比4.4%増)、営業損失は7億34百万円(前期5億43百万円の損失)でした。
従業員について
従業員数 | 1104人(臨時雇用者228人) |
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平均年齢 | 40.9歳 |
平均勤続年数 | 15.3年 |
平均年間給与 | 7,471,804円 |
関連企業
関連企業としては以下の企業が主要です。
- 四日市合成株式会社
- ゲンブ株式会社
- 京都エレックス株式会社
- 第一セラモ株式会社
- 第一建工株式会社
- 株式会社バイオコクーン研究所
- 池田薬草株式会社
業績
回次 | 決算年月 | 売上高(百万円) | 経常利益(百万円) | 親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 包括利益(百万円) | 純資産額(百万円) | 総資産額(百万円) | 1株当たり純資産額(円) | 1株当たり当期純利益(円) | 自己資本比率(%) | 自己資本利益率(%) | ROE(%) | 株価収益率(倍) | キャッシュ・フロー(百万円) |
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第159期 | 2023年3月 | 65,081 | 12,000 -71.4% | -407 -116.33% | 375 -89.85% | 38,296 -5.2% | 85,025 -1.7% | 3,593.49 -0.5% | -41.87 -117.1% | 40.4 -2.1% | -1.1 -115.7% | -4.4 -110.0% | —— | 724 |
各指標の増減について
売上高は3.8%増加しましたが、経常利益は71.4%減少し、12億円となりました。原材料価格の高騰が原因で、価格転嫁が間に合わなかったことや、新型コロナウイルスや地政学的リスクの影響で需要が低迷しました。
リスクについて
当社に特有のリスクとして以下が挙げられます。
- 原材料価格の変動: 石油化学製品の価格が影響を受けやすいため。
- 為替変動: 海外市場における為替リスク。
- 地政学リスク: 現在のロシア・ウクライナ問題の影響。
- 新型コロナウイルス感染症: 需要減少や供給チェーンの断絶。
まとめ
当社の業績は、売上高は増加したものの、純利益は大幅に減少しています。要因としては原材料価格の高騰や需要の低迷、新型コロナウイルス感染症による影響が大きいです。今後の見通しも不透明ですが、価格転嫁や新商品開発などで早期に収益を回復させることが必要です。
現状は厳しいものの、各リスクに対応しながら持続可能な成長を目指しています。
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