| 企業名 | 株式会社ＫＡＤＯＫＡＷＡ |
|---|---|
| URL | https://www.kadokawa.co.jp/ |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 40624.0 |
| 所在地 | 千代田区富士見二丁目１３番３号 |
企業概要
当社グループは、出版、映像、ゲーム、Webサービス、教育事業など、多彩なポートフォリオを持つ企業です。特に「グローバル・メディアミックス with Technology」を基本戦略としており、世界に向けて様々なコンテンツやサービスを提供しています。
各事業の内容と状況
以下に、当社グループの主要な事業とその現状及び見通しを説明します。
- 出版事業：
- 書籍、雑誌、電子書籍の出版・販売
- 「カクヨム」等を通じたネット投稿作品開発や縦スクロール漫画の開発強化
- 返本率の改善と生産性の向上を目指す
- 映像事業：
- アニメ・実写の企画・製作・配給
- グローバル配信に向けた制作体制の強化
- 「オーバーロードⅣ」等のメディアミックス作品が好調
- ゲーム事業：
- ゲームソフト・ネットワークゲームの企画・開発・販売
- 記録的大ヒット作「ELDEN RING」が収益に大きく貢献
- シリーズタイトルの新作開発と他社からの受託開発
- Webサービス事業：
- 「ニコニコ」の運営、各種イベントの企画・運営
- 「ギフト」機能などの増収要因
- 大型イベント「ニコニコ超会議」の開催
- 教育事業：
- クリエイティブ分野の専門学校運営や教育コンテンツ提供
- N高等学校・S高等学校の生徒数増加が好調
- マンガ・アニメ関連の新コース設立
- その他事業：
- 「ところざわサクラタウン」などのIP体験施設運営
- キャラクターグッズ企画・販売
- 収益改善に向けた運営事業の再編成
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数（人） | 平均臨時雇用者数（人） |
|---|---|---|
| 出版事業 | 2540 | 1344 |
| 映像事業 | 557 | 233 |
| ゲーム事業 | 605 | 65 |
| Webサービス事業 | 711 | 66 |
| 教育事業 | 511 | 295 |
| その他 | 480 | 359 |
| 全社（共通） | 452 | 270 |
| 合計 | 5856 | 2632 |
関連企業
主な関連企業は以下の通りです。
- 株式会社ドワンゴ
- 株式会社ブックウォーカー
- 株式会社KADOKAWA Future Publishing
- 株式会社フロム・ソフトウェア
業績
| 回次 | 決算年月 | 売上高（百万円） | 経常利益（百万円） | 親会社株主に帰属する当期純利益（百万円） | 包括利益（百万円） | 純資産（百万円） | 総資産（百万円） |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 第５期 | 2019年3月 | 208,605 | 4,205 | △4,085 | △1,604 | 103,411 | 240,072 |
| 第６期 | 2020年3月 | 204,653 | 8,787 | 8,098 | 7,878 | 107,375 | 242,995 |
| 第７期 | 2021年3月 | 209,947 | 14,369 | 9,584 | 13,702 | 129,524 | 269,648 |
| 第８期 | 2022年3月 | 221,208 | 20,213 | 14,078 | 18,497 | 175,740 | 325,319 |
| 第９期 | 2023年3月 | 255,429 | 26,669 | 12,679 | 15,441 | 223,171 | 382,898 |
各指標の増減について
当連結会計年度において、売上高は15.5%増加し、経常利益は31.9%増加しました。ただし、親会社株主に帰属する当期純利益は9.9%減少しました。これは、主に調査費用や規制対応のためのコスト増加が原因です。
リスクについて
次のようなリスクが考えられます。
- 新型コロナウイルス感染症による事業活動の影響
- 気候変動に伴う電力・原材料コストの増加
- コンプライアンス違反による社会的信用の低下
- 新規事業の立ち上げにおける利益率の低下リスク
- 出版市場の縮小に伴う返品率の増加リスク
まとめ
当社グループは、IP創出力とテクノロジー活用を軸に成長を続けています。今後もグローバル展開を強化し、多岐にわたる事業の相乗効果を高めることで、持続的な成長を目指します。現状の業績は好調であり、特にゲーム事業が収益の一翼を担っています。ただし、新規事業立ち上げに伴うリスク管理やコンプライアンス強化が求められます。全体として、当社の見通しは引き続き好調と評価できます。
AI判定による類似企業・競合TOP10
| No.1 | ＳＥホールディングス・アンド・インキュベーションズ株式会社 |
| No.2 | ユナイテッド株式会社 |
| No.3 | 株式会社コーエーテクモホールディングス |
| No.4 | 株式会社モブキャストホールディングス |
| No.5 | 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス |
| No.6 | 株式会社アカツキ |
| No.7 | 株式会社ＩＧポート |
| No.8 | 株式会社シイエム・シイ |
| No.9 | 株式会社エディア |
| No.10 | 株式会社アエリア |
※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。
