| 企業名 | 株式会社ＪＶＣケンウッド |
|---|---|
| URL | https://www.jvckenwood.com/ |
| 業種 | 電気機器 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 13645.0 |
| 所在地 | 横浜市神奈川区守屋町三丁目１２番地 |
企業概要
当社グループは、国内外に広がる経営基盤を持ち、モビリティ＆テレマティクスサービス分野、パブリックサービス分野、メディアサービス分野で製造・販売を行っています。また、これらの事業活動を支える関連会社も多数存在し、グローバルな展開を推進しています。
各事業の内容と状況
当社グループは以下の3つの事業分野で活動しています:
- モビリティ＆テレマティクスサービス分野：カーAVシステム、カーナビゲーションシステム、ドライブレコーダーなど
- パブリックサービス分野：業務用無線機器、アマチュア無線機器、業務用映像監視機器など
- メディアサービス分野：業務用ビデオカメラ、プロジェクター、ヘッドホン、ホームオーディオなど
各事業の状況は以下の通りです:
- モビリティ＆テレマティクスサービス分野では、自動車向けスピーカーやアンプなどの販売が拡大し、大幅な増収となりました。
- パブリックサービス分野では、特に無線システム事業が好調で、大幅な増収を記録しました。
- メディアサービス分野でも、プロジェクターやヘッドホンなどの販売が堅調に推移しました。
従業員について
当社グループの従業員数は以下の通りです。
| セグメントの名称 | 従業員数（人） | 臨時従業員数（人） |
|---|---|---|
| モビリティ＆テレマティクスサービス分野 | 11210 | 371 |
| パブリックサービス分野 | 2461 | 563 |
| メディアサービス分野 | 1224 | 10 |
| その他 | 16 | 10 |
| 全社（共通） | 1366 | 9 |
| 合計 | 16277 | 963 |
従業員の平均年齢は50.9歳、平均勤続年数は24.8年、平均年間給与は6,970,110円です。
関連企業
主要な関連企業は以下の通りです:
- 株式会社ＪＶＣケンウッド・公共産業システム
- 株式会社ＪＶＣケンウッド・クリエイティブメディア
- 株式会社ＪＶＣケンウッド長岡
- JVCKENWOOD USA Corporation
- ASK Industries S.p.A
業績
当社の2023年3月期の業績は以下の通りです。
| 項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 前年同期比 | 増減率 |
|---|---|---|---|---|
| 売上収益 (百万円) | 282088 | 336910 | +54821 | +19.4% |
| 税引前利益 (百万円) | 8515 | 21161 | +12646 | +148.5% |
| 親会社の所有者に帰属する当期利益 (百万円) | 5873 | 16229 | +10356 | +176.3% |
| 現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) | 48707 | 56186 | +7480 | +15.4% |
各指標の増減について
- 売上収益は自動車向け製品の販売拡大や無線システム事業の好調により増加しました。
- 税引前利益は固定資産譲渡益の計上と増収効果により大幅に増加しました。
- 親会社の所有者に帰属する当期利益も同様に大幅に増加しました。
リスクについて
当社特有のリスクや投資家が特に気にすべきリスクは以下の通りです。
- 原材料等の調達の外部依存度が高く、部品供給の遅延や停止のリスクがあります。
- 為替相場や金利変動が事業や業績に影響を及ぼす可能性があります。
- 情報セキュリティリスクや品質問題の発生リスクも存在します。
まとめ
当社はモビリティ＆テレマティクスサービス分野、パブリックサービス分野、メディアサービス分野の各事業において好調な実績を収めています。特に無線システム事業や自動車向け製品の販売拡大が顕著です。リスク要因は存在しますが、全般的に見通しは好調であり、今後も更なる成長が期待されます。
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