2023-06-23有価証券報告書 株式会社大光銀行

企業概要

株式会社大光銀行は、新潟県を主たる営業基盤として、預金業務、貸出業務、有価証券投資業務などを中心に行っている地域密着型の銀行です。

各事業の内容と状況

同社の事業は主に以下の通りです:

• 銀行業務: 預金業務、貸出業務、有価証券投資業務など。
• クレジットカード業務: 連結子会社のたいこうカード株式会社によるクレジットカード業務。
• リース業務: 持分法適用関連会社の大光リース株式会社によるリース業務。

従業員について

従業員数（人）	平均年齢（歳）	平均勤続年数（年）	平均年間給与（千円）
801	42.6	18.1	5673

関連企業

主要な関連企業は以下の通りです:

• たいこうカード株式会社: クレジットカード業務。
• 大光リース株式会社: リース業務。

業績

	2018年度	2019年度	2020年度	2021年度	2022年度
連結経常収益 (百万円)	22506	22950	22117	21220	21844
連結経常利益 (百万円)	3942	2635	2576	2612	2238
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円)	2579	1147	1571	2042	1280
連結純資産額 (百万円)	81511	73141	79679	77446	73601
連結総資産額 (百万円)	1547025	1538859	1709198	1702148	1605289

各指標の増減について

各指標の内、特に注目するべき増減については次の通りです:

• 連結経常利益: 前年に比べて13.7% 減少しています。主な要因は、その他業務費用の増加です。
• 親会社株主に帰属する当期純利益: 前年に比べて37.3% 減少しています。特別利益の減少が主因です。

リスクについて

大光銀行には以下のようなリスクがあります:

• 信用リスク: 地元経済や融資先の経営状況に依存しているため、経済の悪化が直接的に影響します。
• 市場リスク: 債券や株式の相場変動に伴うリスク。
• 流動性リスク: 資金繰りが悪化し、資金調達が難しくなる可能性。
• システムリスク: コンピュータシステムの障害やサイバー攻撃のリスク。

まとめ

株式会社大光銀行の業績はやや厳しいものの、地元経済への積極的な支援や新たな事業展開への努力が見られます。今後も地域の成長を支える中心的な存在として、その役割を果たしていくと考えられます。

全体として、大光銀行は現在のところ横ばいの状況と評価できますが、今後の経済環境次第では好調転換の可能性も否定できません。