2023-06-23有価証券報告書 株式会社プレステージ・インターナショナル

企業名 株式会社プレステージ・インターナショナル
URL https://www.prestigein.com/
業種 サービス業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 1601.0
所在地 千代田区麹町2-4-1






有価証券報告書の解説


企業概要

当社グループは、当社、連結子会社38社、持分法適用関連会社2社により構成され、オートモーティブ事業、プロパティ事業、グローバル事業、カスタマー事業、金融保証事業、IT事業、ソーシャル事業を展開しております。

各事業の内容と状況

当社グループは、各事業を通じて多様なサービスを提供しています。

  • オートモーティブ事業:損害保険会社や自動車メーカーなどを主なクライアントとし、ロードアシスタンスサービスや自動車延長保証等の提供を行います。
  • プロパティ事業:不動産管理会社や駐車場運営会社などをクライアントとし、マンションの緊急対応サービスやペット関連のBPOサービスを提供します。
  • グローバル事業:損害保険会社を主なクライアントとし、海外旅行保険のクレームエージェントサービスや駐在員向けのヘルスケアプログラムを提供します。
  • カスタマー事業:クレジットカード会社や通信販売会社などをクライアントとしてCRMサービスを提供します。
  • 金融保証事業:不動産管理会社等をクライアントに、家賃保証プログラムや医療費保証サービスを展開します。
  • IT事業:コンタクト業務に特化したITインフラの提供やシステム開発などを行います。
  • ソーシャル事業:女子スポーツチーム「アランマーレ」の運営や保育事業などを行います。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
日本 4383
米州・欧州 38
アジア・オセアニア 186
全社(共通) 150

関連企業

主要な関連企業には以下の企業があります:

  • (株)プレステージ・コアソリューション
  • (株)プレステージ・グローバルソリューション
  • (株)プレステージ・ヒューマンソリューション
  • タイム・コマース(株)
  • Prestige International (S) Pte Ltd.

業績

指標 2019年3月 2020年3月 2021年3月 2022年3月 2023年3月 前期比(%)
売上高(千円) 37,196,069 42,377,834 40,617,631 46,744,300 54,562,956 16.7%
経常利益(千円) 4,928,246 5,364,578 5,453,052 7,151,973 8,378,657 17.2%
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 3,185,329 3,193,289 2,968,520 4,357,165 5,318,691 22.1%
包括利益(千円) 3,519,369 3,078,352 3,896,351 5,354,424 6,354,777 18.7%
営業活動によるキャッシュフロー(千円) 3,570,667 5,933,878 4,630,805 6,610,466 7,888,182 19.3%

各指標の増減について

2023年3月期の売上高は前年同期比で16.7%増加し、54,562百万円に達しました。この成長は主に金融保証事業やグローバル事業の回復、カスタマー事業の伸長によるものです。経常利益も前年同期比で17.2%増加し、8,378百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は賃上げ促進税制の適用により税負担が減少し、前期比22.1%増加の5,318百万円となりました。

リスクについて

以下に、この企業特有のリスクを記載します:

  • 市場リスク:BPO市場の成長が規制緩和などの外部要因に大きく影響される。
  • 世界情勢:予期せぬ法律や規制変更、不利な政治・経済要因。
  • 信用リスク:クライアント企業に信用失墜や風評の問題が発生した場合の影響。
  • 為替リスク:海外売上の大部分が外貨建てであるため、為替相場の変動が影響を及ぼす可能性。
  • 人的リスク:労働力の確保や育成、適正な人材マネジメントが重要である一方、リソース不足が事業に影響を与える可能性。
  • 情報漏洩リスク:情報セキュリティの強化が求められる。
  • 法規制リスク:新たな法的規制や自主規制の影響。

まとめ

当社グループは、オートモーティブ事業やプロパティ事業、グローバル事業など多岐にわたるBPOサービスを提供しており、売上高や利益も順調に推移しています。金融保証事業の成長やカスタマー事業の伸長により、今後も安定した成長が見込まれますが、人的リソースの確保や情報セキュリティ、法規制への対応など、いくつかのリスク管理が重要です。


AI判定による類似企業・競合TOP10

No.1 トランス・コスモス株式会社
No.2 株式会社船井総研ホールディングス
No.3 マツダ株式会社
No.4 VTホールディングス株式会社
No.5 CRGホールディングス株式会社
No.6 エムティジェネックス株式会社
No.7 株式会社コア
No.8 NSW株式会社
No.9 西川ゴム工業株式会社
No.10 ジャパンエレベーターサービスホールディングス株式会社

※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。