| 企業名 | 株式会社ファインシンター | 
|---|---|
| URL | https://www.fine-sinter.com/ | 
| 業種 | 金属製品 | 
| 決算日 | 3月31日 | 
| 資本金(百万円) | 2203.0 | 
| 所在地 | 春日井市明知町西之洞1189番地11 | 
企業概要
当社の企業集団は、当社及び製造子会社6社で構成され、自動車焼結製品、鉄道焼結製品、油圧機器製品の製造販売を主な事業内容としています。主要な取引先としては、トヨタ自動車㈱への継続的な販売があります。
各事業の内容と状況
当社は以下の3つの事業セグメントに分かれて活動しています:
- 自動車焼結事業:半導体不足や中国国内のロックダウンによる生産調整の影響を受けたが、第4四半期では利益確保に至った。
 - 鉄道焼結事業:新幹線用の製品がメインで、産業用集電部品の生産・販売も開始。新型コロナの影響からの回復途中。
 - 油圧機器製品事業:北米向けデンタルチェア用製品が中心で、購入部品の価格高騰等の影響を受けた。
 
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数(名) | 従業員数(臨時雇用者数) | 
|---|---|---|
| 自動車焼結事業 | 1993 | 486 | 
| 鉄道焼結事業 | 31 | 3 | 
| 油圧機器製品事業 | 37 | 12 | 
| 全社共通 | 62 | 21 | 
| 合計 | 2123 | 522 | 
関連企業
主要な関連企業は以下の通り:
- ファインシンター東北㈱ (岩手県):自動車焼結製品製造
 - タイファインシンター㈱ (タイ):自動車焼結製品製造・販売
 - アメリカンファインシンター㈱ (アメリカ):自動車焼結製品製造・販売
 - 精密焼結合金(無錫)有限公司 (中国):自動車焼結製品製造・販売
 - ファインシンター三信㈱ (埼玉):自動車焼結製品製造・販売
 - ファインシンターインドネシア㈱ (インドネシア):自動車焼結製品製造・販売
 
業績
| 決算年度 | 売上高 (千円) | 経常利益 (千円) | 純資産額 (千円) | 総資産額 (千円) | 1株当たり純資産額 (円) | 
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年3月 | 40,501,277 | 1,540,974 | 19,002,372 | 46,839,355 | 3,793.93 | 
| 2020年3月 | 40,322,268 | 991,581 | 18,431,470 | 46,817,276 | 3,704.10 | 
| 2021年3月 | 34,641,462 | 131,324 | 19,597,532 | 49,752,587 | 3,895.10 | 
| 2022年3月 | 38,957,272 | 724,760 | 20,888,393 | 51,052,516 | 4,102.48 | 
| 2023年3月 | 39,674,954 | -976,227 | 18,266,367 | 49,195,717 | 3,526.86 | 
各指標の増減について
2023年3月期における経常損失の大幅な増加は、新型コロナウイルス感染症の影響や半導体不足、原材料やエネルギー価格高騰等の外的要因が主因となっています。また、一部の固定資産について減損損失が計上されました。
リスクについて
主なリスク要因は以下の通りです:
- 自動車業界への販売依存度
 - 海外進出に内在するリスク
 - 業界内外の競争に伴うリスク
 - 原材料の価格変動および供給リスク
 - 為替変動リスク
 - 感染症拡大リスク
 - 気候変動リスク
 - 退職給付債務リスク
 - 法令適合リスク
 - 情報セキュリティリスク
 
まとめ
当社の業績は、2023年3月期において厳しい状況に直面しましたが、今後の課題に対応するため、「競争力の強化」「事業構造変革」「ESG経営」を推進しています。今後の成長見通しについては、デジタル技術の導入、新規事業の開拓、ESG経営の取り組みなどにより、持続的な成長を目指しています。現状は厳しいですが、中長期的には改善の兆しが見えています。
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