2023-06-23有価証券報告書 株式会社ノジマ

企業名 株式会社ノジマ
URL https://www.nojima.co.jp/
業種 小売業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 5669.0
所在地 相模原市中央区横山1-1-1






有価証券報告書の解説


企業概要

この有価証券報告書は、株式会社ノジマのものです。ノジマはデジタル家電専門店運営事業、キャリアショップ運営事業、インターネット事業、海外事業、金融事業など多岐にわたる事業を展開しています。また、連結子会社29社、非連結子会社2社、関連会社1社と共に事業運営を行っています。

各事業の内容と状況

ノジマは以下の五つの主要事業セグメントを持っています。

  • デジタル家電専門店運営事業: テレビ、オーディオ機器、パソコン、家電製品などを取り扱う。
  • キャリアショップ運営事業: 携帯電話などの通信機器の販売を行う。
  • インターネット事業: ブロードバンド接続やデジタルコンテンツの提供。
  • 海外事業: 家電製品や家具の販売。
  • 金融事業: 外国為替取引や株価指数証拠金取引を提供。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(名) (臨時雇用者数)
デジタル家電専門店運営事業 2434 (2,646)
キャリアショップ運営事業 7882 (1,355)
インターネット事業 346 (76)
海外事業 1015 (264)
金融事業 87 (5)
その他 252 (70)
合計 12016 (4,416)

ノジマ全体の平均年齢は32歳6ヶ月、平均勤続年数は8年、平均年間給与は4952千円です。

関連企業

ノジマの主な関連企業には以下が含まれます:

  • アイ・ティー・エックス株式会社
  • ITXコミュニケーションズ株式会社
  • 株式会社アップビート
  • コネクシオ株式会社
  • ニフティ株式会社
  • 株式会社セシール
  • Nojima APAC Limited
  • 株式会社マネースクエアHD
  • 株式会社ノジマステラスポーツクラブ
  • AXN株式会社
  • その他17社

業績

第57期 第58期 第59期 第60期 第61期
決算年月 2019年3月 2020年3月 2021年3月 2022年3月 2023年3月
売上高 (百万円) 513,057 523,968 523,327 564,989 626,181
経常利益 (百万円) 21,046 24,218 64,647 35,890 36,246
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 14,817 15,911 52,827 25,862 23,315
包括利益 (百万円) 14,009 10,601 59,169 27,075 24,048
純資産額 (百万円) 81,608 90,268 144,296 140,101 161,056
総資産額 (百万円) 307,735 286,247 340,183 326,952 555,905
1株当たり純資産額 (円) 1,594.23 1,759.32 2,879.19 1,380.61 1,596.29
1株当たり当期純利益 (円) 296.83 317.12 1,068.42 261.44 238.83
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 (円) 287.77 313.17 1,040.81 256.55 235.90
自己資本比率 (%) 25.9 30.8 41.8 41.6 28.2
自己資本利益率 (%) 20.0 18.9 45.9 18.6 15.9
株価収益率 (倍) 6.8 5.6 2.6 4.4 5.9
営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 28,789 38,866 41,702 42,895 34,613
投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) −12,820 −17,688 −6,607 9,029 −81,260
財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) −6,152 −24,283 −34,056 −19,964 30,618
現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) 20,733 17,174 18,513 51,004 35,755
従業員数 (名) 7,235 6,786 6,910 7,035 12,016

各指標の増減について

ノジマの売上高は前期比で10.8%増加し、626,181百万円となりました。これはデジタル家電専門店運営事業やキャリアショップ運営事業の好調によるものです。しかし、親会社株主に帰属する当期純利益は10%減少し、23,315百万円となりました。この減少は、投資活動によるキャッシュ・フローがマイナス81,260百万円と大幅に減少したことが影響しています。

リスクについて

  • 新型コロナウイルスの影響:当社の経営は不透明であり、新型ウイルスの影響を受ける可能性があります。
  • 競争環境:同業他社との競争激化により、当社の売上や利益が影響を受ける可能性があります。
  • 法的リスク:デジタル家電やキャリアショップ運営に関連する法的規制に従う必要があります。
  • 為替リスク:海外展開において為替リスクが存在します。
  • 自然災害:日本国内特に首都圏での自然災害に対するリスクがあります。

まとめ

ノジマは多岐にわたる事業を展開し、堅調な成長を遂げています。売上高は順調に増加しているものの、親会社株主に帰属する当期純利益が減少した点は注意が必要です。デジタル家電とキャリアショップの事業が牽引していますが、多くのリスク要因が存在することから、今後の経営環境に注視し続ける必要があります。

金融アナリストとしては、ノジマの現状は好調と評価できますが、リスクにも十分に注意を払うことが求められます。特に新型コロナウイルスや法的規制の変動に対する対応が重要となります。


AI判定による類似企業・競合TOP10

No.1 株式会社ヤマダホールディングス
No.2 ニフティライフスタイル株式会社
No.3 ニフティライフスタイル株式会社
No.4 株式会社ZOA
No.5 株式会社コジマ
No.6 株式会社ストリーム
No.7 株式会社ヤマナカ
No.8 株式会社ワールド
No.9 日本電子株式会社
No.10 三信電気株式会社

※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。