2023-06-23有価証券報告書 株式会社サンリオ

企業名 株式会社サンリオ
URL https://www.sanrio.co.jp/
業種 卸売業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 10000.0
所在地 品川区大崎1丁目6番1号






有価証券報告書の解説


企業概要

当社グループ(株式会社サンリオ及び子会社25社)は、主にキャラクターの使用許諾業務、ギフト商品の企画・販売、そしてテーマパークの運営を行っています。

各事業の内容と状況

主な事業は次の通りです:

  • キャラクターの使用許諾業務: 商品化権の許諾と管理を行います。
  • ギフト商品の企画・販売: ギフト商品、グリーティングカード、出版物の企画・販売やビデオソフトの制作・販売を行います。
  • テーマパーク事業: テーマパークの運営とミュージカル等の企画・公演を行います。
  • その他事業: ロボットの販売・賃貸、自動車の賃貸、損害保険代理業務などを行います。

従業員について

2023年3月31日現在の従業員の状況
セグメントの名称 従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
日本 617 44.3 18.8 7,709,956
全社(共通) 13
合計 630

注: 従業員数には、就業人員および執行役員が含まれ、臨時雇用者は除外されています。

関連企業

主要な関連企業は次の通りです:

  • Sanrio, Inc. – 米国で商品販売及びライセンス事業を行う会社
  • Sanrio Do Brasil Comercio e Representacoes Ltda. – ブラジルで商品販売及びライセンス事業を行う会社
  • Sanrio(Hong Kong) Co., Ltd. – 香港で商品販売及びライセンス事業を行う会社
  • 三麗鴎股イ分有限公司 – 台湾で商品販売及びライセンス事業を行う会社
  • Sanrio Korea Co., Ltd. – 大韓民国で商品販売及びライセンス事業を行う会社
  • Sanrio GmbH – ドイツで商品販売及びライセンス事業を行う会社
  • 三麗鴎(上海)国際貿易有限公司 – 中国上海で商品販売及びライセンス事業を行う会社
  • Sanrio Wave Hong Kong Co., Ltd. – 香港で商品販売及びライセンス事業を行う会社

業績

主要経営指標の推移
項目 第59期 第60期 第61期 第62期 第63期
売上高(百万円) 59,120 55,261 41,053 52,763 72,624 (+37.6%)
経常利益(百万円) 5,836 3,274 -1,731 3,318 13,724 (+313.6%)
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 3,880 191 -3,960 3,423 8,158 (+138.3%)
包括利益(百万円) 2,193 -1,521 -1,225 7,108 14,127
純資産額(百万円) 52,396 46,387 37,285 43,800 56,295 (+28.5%)
総資産額(百万円) 95,185 89,515 85,040 83,809 100,704 (+20.2%)
1株当たり純資産額(円) 614.09 548.78 461.32 541.73 694.48
1株当たり当期純利益(円) 45.73 2.26 -47.93 42.49 101.22 (+138.2%)
自己資本比率(%) 54.7 51.5 43.7 52.1 55.6

各指標の増減について

2023年3月期には、売上高が72,624百万円で前期比37.6%の増加を記録しました。これは、世界的な新型コロナウイルスのパンデミックからの回復、市場の需要増加、及び経営の改革が奏功した結果です。また、経常利益も13,724百万円と前期比313.6%増加し、営業効率の向上とコスト削減が寄与しました。

リスクについて

この企業にはいくつかの特有のリスクがあります:

  • 市場リスク: グローバルに展開しているため、各地域の経済状況に影響を受けます。
  • 為替リスク: 海外取引が多いため、為替変動が業績に影響を及ぼす可能性があります。
  • 新キャラクター開発力と人材確保リスク: 長期的な人気を維持するための新キャラクター開発と人材の確保が重要です。
  • 不良品発生リスク: 品質上の問題が発生すると、ブランド力の低下や売上減少のリスクがあります。
  • 災害リスク: 天災や事故により業績が大きく影響される可能性があります。

まとめ

株式会社サンリオの最新の有価証券報告書によると、同社は過去数年間にわたって着実な成長を遂げていることが明らかです。特に、新型コロナウイルスの経済的な影響からの回復が見られ、売上高や利益が大幅に増加しました。また、従業員の働き方や多様性に対する取り組みも進められており、組織風土や労働環境の改善にも力を入れています。

しかしながら、市場リスクや為替リスクなどの外部要因に対する注意が必要です。キャラクター開発力や人材確保も引き続き重要な課題となっています。現状としては好調であり、今後の見込みも良好と見られますが、リスク要因を常に意識して経営を行うことが求められます。


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