| 企業名 | 株式会社ゲームカード・ジョイコホールディングス |
|---|---|
| URL | https://www.gjhd.jp/ |
| 業種 | 機械 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 5500.0 |
| 所在地 | 台東区上野一丁目１番１０号オリックス上野１丁目ビル |
企業概要
当社グループは、親会社と２つの連結子会社（主要なものとして日本ゲームカード株式会社）で構成されており、主にパチンコプリペイドカードシステム関連事業を行っています。具体的には、プリペイドカードシステムの販売やシステム使用料の収受を中心とした事業を展開しています。
各事業の内容と状況
当社グループの事業は主に以下の4つに大別されます：
- 1. 機器の販売：カードユニット、券売入金機、精算機などを販売。
- 2. カードの販売：ICカード及びICコインの販売及び「情報管理料」の収受。
- 3. システム使用料：プリペイドカードシステムの運用費用としてのシステム使用料を収受。
- 4. 工事・保守サービス：機器の設置工事及び保守サービスの提供。
また、2022年はスマートパチスロの導入が順調に進み、業績に大きく影響しました。新しい市場対策としてキャッシュレス事業の展開も始めています。
従業員について
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 連結従業員数 | 208名 |
| 臨時従業員数 | 6名 |
| 平均年齢 | 48歳 |
| 平均勤続年数 | 10年 |
| 平均年間給与 | 846万6千円 |
また、管理職に占める女性労働者の割合は25%、男性の育児休業取得率は0%でした。
関連企業
| 名称 | 住所 | 主要な事業内容 | 議決権の所有割合 | 関係内容 |
|---|---|---|---|---|
| 日本ゲームカード株式会社 | 東京都台東区 | パチンコプリペイドカードシステム関連事業 | 100% | 経営指導・業務委託契約を締結。役員の兼任は３名。 |
業績
| 項目 | 2022年度 | 2023年度 | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高（百万円） | 11,447 | 21,691 | +89.5% |
| 経常利益（百万円） | 1,270 | 4,639 | +265.1% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益（百万円） | 1,262 | 4,299 | +240.5% |
| 自己資本比率（％） | 87.5 | 84.3 | -3.2% |
各指標の増減について
売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益はいずれも大幅に増加しました。これは主に、スマートパチスロの導入とスマートユニットへの引き合いが順調に推移したことが影響しています。一方で、自己資本比率は若干の減少を示しましたが、これは資産の増加に伴う相対的なものです。
リスクについて
当社グループの主なリスク要因は以下のとおりです：
- パチンコ遊技人口の減少や市場規模の縮小。
- 法的規制の改正による影響。
- 技術革新によるシステムや商品の陳腐化。
- 特定の一社への部材調達の依存度が高いため、調達難による影響。
- 新規事業への不確定要素や競合他社との競争。
まとめ
当社グループは、2022年度では特にスマートパチスロの導入で大きな成長を示しました。この先もキャッシュレス事業の準備を進め、安定した成長を目指しています。しかし、パチンコ業界全体の市場縮小リスクや法的規制の変動リスクが存在しており、注意が必要です。全体として、現在のところ好調な業績を記録していますが、今後の市場動向には注意が必要です。
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