2023-06-23有価証券報告書 株式会社エンプラス

企業名 株式会社エンプラス
URL https://www.enplas.co.jp/
業種 電気機器
決算日 3月31日
資本金(百万円) 8080.0
所在地 川口市並木2丁目30番1号






有価証券報告書の解説


企業概要

当社はエンジニアリングプラスチック及びその複合材料による各種製品の製造、加工、販売を主な事業とする専業メーカーです。主な事業分野は半導体、ライフサイエンス、デジタルコミュニケーションおよびエネルギーセービングソリューションです。

各事業の内容と状況

Semiconductor事業: 主にICテスト用ソケットやバーンインソケットの製造・販売を行います。サーバー、自動車、モバイル用途で高い需要があり、特に自動車用途の成長が期待されています。

Life Science事業: 遺伝子検査用製品を中心に製品を製造・販売。既存顧客からの受注が好調です。

Digital Communication事業: 光通信デバイスやLED用拡散レンズを製造・販売。最近ではデータセンター向けの製品開発にも注力しています。

Energy Saving Solution事業: 自動車用部品やプリンター用部品を製造・販売。自動車やプリンター市場で安定した成長を見せています。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
Semiconductor事業 272 40.4 14.6 6555
Life Science事業 108
Digital Communication事業 192
Energy Saving Solution事業 691
その他 55

関連企業

主な関連企業には、ENPLAS TECH SOLUTIONS, INC.(米国)、ENPLAS MICROTECH, INC.(米国)、ENPLAS SEMICONDUCTOR PERIPHERALS PTE. LTD.(シンガポール)などがあります。

業績

指標 2019年3月 2020年3月 2021年3月 2022年3月 2023年3月 前期比 (%)
売上高(百万円) 31281 31456 29437 32894 42240 28.4
経常利益(百万円) 1877 2150 1906 3451 8785 154.5
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 332 489 893 2528 4621 82.8
包括利益(百万円) 479 -335 2089 3916 6277 60.3

各指標の増減について

2023年3月期の売上高は28.4%増であり、特に半導体事業がサーバー、自動車用途で高い需要を示しました。経常利益は154.5%増と劇的な成長を見せ、これには円安の影響も寄与しています。

リスクについて

当社の主要なリスクは以下の通りです。

  • 価格競争と在庫調整: 技術革新のスピードが速いため、価格競争が激化しやすい。
  • 為替変動リスク: 売上高の80%が海外なので、為替レートの変動が大きな影響を与える。
  • 棚卸資産リスク: 製品のライフサイクルが短く、在庫価値の低下が懸念される。
  • 知的財産リスク: 他社の特許権侵害リスクや、自社技術の侵害リスクがある。
  • カントリーリスク: 各国の政治・経済状況の変化が業績に影響を及ぼす可能性がある。
  • 災害・感染症リスク: 自然災害や感染症の流行が事業活動に悪影響を与える可能性がある。

まとめ

2023年3月期は売上高、経常利益ともに大きな成長を見せました。特に半導体事業が好調で、他のセグメントも安定した成長を見せています。今後も技術革新や新規市場開拓が期待され、全体的な見通しは好調です。ただし、価格競争や為替変動などのリスク管理が重要になります。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。