2023-06-23有価証券報告書 株式会社 昭和システムエンジニアリング

企業名 株式会社 昭和システムエンジニアリング
URL https://www.showa-sys-eng.co.jp/
業種 情報・通信業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 630.0
所在地 中央区日本橋小伝馬町1番5号






有価証券報告書の解説記事


企業概要

この企業は、ソフトウエア開発事業とBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)事業を主な事業内容としています。ソフトウエア開発事業は、企業のコンピュータシステムに関するシステムインテグレーション、コンサルティング、ソフトウエアの設計・開発・保守など全般に渡るサービスを提供しています。BPO事業は、金融機関向け事務代行や健康診断予約代行、スキャニングサービスなど広範囲な業務支援を行っています。

各事業の内容と状況

ソフトウエア開発事業は、顧客満足度向上を目指して経営資源の有効活用を図り優れた成果を上げています。具体的には、売上高は6,949百万円(前年同期比10.5%増)、売上総利益は1,219百万円(前年同期比15.2%増)となっています。
一方、BPO事業は、案件獲得が減少した影響で、売上高は136百万円(前年同期比19.9%減)、売上総利益は10百万円(前年同期比42.9%減)と苦戦しています。

従業員について

項目 数値
従業員数 450人 (13人は平均臨時雇用者数)
平均年齢 37.2歳
平均勤続年数 14.3年
平均年間給与 5,580,668円

労働組合は結成されていないが、労使関係は円満に推移している。また、管理職に占める女性の割合は4.6%であり、男性労働者の育児休業取得率は40%である。

関連企業

該当事項はありません。

業績

項目 当期 前期比
売上高(千円) 7,086,088 +9.7%
経常利益(千円) 776,112 +24.7%
当期純利益(千円) 526,831 +25.4%
1株当たり当期純利益(円) 120.42 +26.6%

各指標の増減について

売上高と利益の増加は、ソフトウエア開発事業の好調によるものです。特に、AI技術者の育成や基幹システムの完成が大きく貢献しています。しかし、BPO事業の不振が一部の足を引っ張っています。

リスクについて

主要なリスクには以下が挙げられます。

  • 事業環境の変化:ICT投資動向や価格競争の変動が業績に影響する可能性があります。
  • 主要顧客のM&Aや経営方針の変更:ICT投資の優先度や発注先選定指針が変わる可能性があります。
  • 請負開発における契約不適合責任:納品されたシステムに不具合がある場合、損害賠償請求や代金減額請求を受ける可能性があります。
  • 個人情報の漏洩事故:顧客から委託された個人情報の漏洩が業績に影響する可能性があります。
  • 災害発生等による損失:地震や火災、ウイルス感染等の災害が業務の継続に影響する可能性があります。

まとめ

この企業は、ソフトウエア開発事業の好調によって総じて良好な業績を維持しています。一方で、BPO事業の不振が課題となっています。リスク管理については、事業環境や主要顧客の変動に対する対応策をしっかりと講じています。現状と見通しを踏まえると、現状は好調と評価することができます。ただし、事業環境の変化や主要顧客の方針変更に対する警戒は引き続き必要です。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。