2023-06-23有価証券報告書 木村化工機株式会社

企業名 木村化工機株式会社
URL https://www.kcpc.co.jp/
業種 機械
決算日 3月31日
資本金(百万円) 1030.0
所在地 尼崎市杭瀬寺島2丁目1番2号






木村化工機株式会社 有価証券報告書解説


企業概要

木村化工機株式会社は、エンジニアリング事業、化工機事業、エネルギー・環境事業の3つの事業を主に展開している企業であり、連結子会社のフォレコ株式会社と共に事業を運営しています。同社は各種装置の設計、製作、販売、設置、及びその関連工事を行っています。

各事業の内容と状況

エンジニアリング事業

蒸発装置、蒸留装置、晶析装置、洗浄装置、攪拌機、圧力容器タンク、ステンレス・鉄・樹脂の配管工事などの設計、製作、販売とこれら製品の設置工事を行っています。

化工機事業

プラント設備・機器類の製作、既設撤去、据付、配管、塗装、保温、試運転調整などの関連工事、及びメンテナンス工事を請負います。

エネルギー・環境事業

核燃料輸送容器や格納装置、核燃料濃縮関連機器、放射性廃棄物処理装置、放射線遮蔽設備、実験設備などの設計、製作、販売、及びこれらの製品の設置工事を行っています。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(人)
エンジニアリング事業 109
化工機事業 138
エネルギー・環境事業 88
全社(共通) 59
合計 394
従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
386 45.9 17.3 7,491,263

関連企業

名称 住所 資本金(百万円) 主要な事業の内容 議決権の所有割合(%) 関係内容
フォレコ㈱ 神奈川県横浜市港北区 30 エネルギー・環境事業 100.0 当社より製品の供給を受け、当社及び他社に製品の販売・工事の施工を行っています。

業績

指標 数値(百万円) 前期比 (%)
売上高 21,553 △12.3
営業利益 1,736 △35.1
経常利益 1,797 △35.1
親会社株主に帰属する当期純利益 999 △49.2

各指標の増減について

当期の業績は新型コロナウイルス感染症の影響、およびウクライナ情勢の長期化による資源価格の高騰や急速な円安の進行といった要因により、売上高が前年同期比で減少しました。特にエンジニアリング事業では売上高が大幅に減少し、セグメント利益も低下しました。

リスクについて

市場環境リスク

主要受注先の業界経済情勢の変動により、プラント設備の受注量が影響を受けることがあります。これは、化学機械装置及び原子力関連機器が受注生産であり、国内の設備投資動向に左右されるためです。

エンジニアリング事業と化工機事業のリスク

プラントエンジニアリングは大規模で長期間にわたる場合があるため、納期・工期遅延、労働者確保が困難になるリスク、技術的な問題や品質問題が発生するリスクがあります。

エネルギー・環境事業のリスク

原子力発電所関連の政策変更や社会的な動向により、事業の進展や縮小が影響を受ける可能性があります。

まとめ

木村化工機株式会社はエンジニアリング事業、化工機事業、エネルギー・環境事業の3つの柱を持つ企業です。業績については、外的要因に影響される部分も多く、最新事業年度の売上高は減少しましたが、新たな技術開発と人材育成に注力することで今後の成長を見越しています。現時点では、事業環境に課題があるものの、積極的な営業展開と技術力向上により、今後の見通しは改善される可能性があります。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。