2023-06-23有価証券報告書 明豊ファシリティワークス株式会社

企業名 明豊ファシリティワークス株式会社
URL https://www.meiho.co.jp/
業種 サービス業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 534.0
所在地 千代田区平河町二丁目7番9号






有価証券報告書の解説


企業概要

この企業は、主にオフィスの移転や新設、改修などに関するCM(コンストラクション・マネジメント)手法を用いた発注者支援事業を展開しています。具体的には、オフィス事業、CM事業、CREM事業、DX支援事業の4つの分野に分かれており、顧客に対して幅広いサービスを提供しています。

各事業の内容と状況

オフィス事業

オフィス移転や新設、改修プロジェクト管理を行い、効率的なオフィス運営を支援します。コスト削減や働き方改革の提案も行い、大企業や公共機関からの引き合いが増加しています。

CM事業

公共施設から企業の研究施設まで、様々な建設プロジェクトの管理を行います。顧客の脱炭素化支援も積極的に行っており、環境に配慮した設備の導入支援を行っています。

CREM事業

企業が保有する不動産資産の管理と最適化をサポートします。多拠点施設の効率的な管理を行い、データベースによる情報共有を提供しています。

DX支援事業

働き方のデジタル化支援やプロジェクト管理システムの提供を行います。企業のDX化を推進し、働き方改革を支援しています。

従業員について

従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
191 46.2 9.8 9270

事業セグメント別の従業員数は次の通りです。

セグメントの名称 従業員数(人)
オフィス事業 39
CM事業 97
CREM事業 29
DX支援事業 5
全社(共通) 21

関連企業

特に関連企業はありません。

業績

指標 当期 前期比(%)
売上高(千円) 4,761,955 11.8
経常利益(千円) 960,721 11.0
当期純利益(千円) 651,211 7.4

各指標の増減について

売上高は前年同期比11.8%増の4,761百万円、経常利益は11.0%増の960百万円、当期純利益は7.4%増の651百万円となり、いずれも過去最高を記録しました。この成績は、建設プロジェクトの需要が堅調であることと、企業の脱炭素化ニーズの増加によって支えられました。

リスクについて

主なリスクとして、以下が挙げられます。

  • 事業環境の変化(経済状況、競争状況など)
  • フィービジネスの安定性(労働生産性やマンアワーの見積り精度)
  • 情報システムの障害(顧客のDX支援システムの不具合)
  • 施工物の瑕疵(品質管理の徹底が必要)
  • 人材の確保(優秀な人材の確保と育成)
  • 自然災害(災害時の業務継続計画の必要性)
  • 新型コロナウイルス感染症の影響(今後の受注減少リスク)

まとめ

本企業は、オフィスの改修や新設、コンストラクション・マネジメント事業を中心に発展してきました。最近では、DX支援事業や脱炭素化支援事業の需要が増しており、売上や利益も過去最高を記録しています。しかし、経済情勢や競合、フィービジネスの安定性、情報システムの信頼性、人材の確保といったリスクには注意が必要です。現状は好調であり、特にDX支援事業と脱炭素化支援事業における成長が期待されます。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。