2023-06-23有価証券報告書 日本紙パルプ商事株式会社

企業名 日本紙パルプ商事株式会社
URL https://www.kamipa.co.jp/
業種 卸売業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 16649.0
所在地 中央区勝どき三丁目12番1号フォアフロントタワー






有価証券報告書の解説


企業概要

当社グループは、紙パルプ等の卸売を中心に、関連する製造・加工、不動産賃貸事業を行っています。

各事業の内容と状況

当社グループは、国内外の卸売、製紙加工、環境原材料、不動産賃貸の6つのセグメントで事業を展開しています。

  • 国内卸売: 紙、板紙、関連商品の販売
  • 海外卸売: 海外拠点を活かし、紙、板紙、関連商品の販売
  • 製紙加工: 古紙を利用した家庭紙、段ボール原紙等の製造
  • 環境原材料: 古紙・パルプ等のリサイクル事業
  • 不動産賃貸: 東京、大阪、京都等の不動産を活用した賃貸事業

従業員について

セグメントの名称 従業員数(名)
国内卸売 826 [152]
海外卸売 1694 [47]
製紙加工 1221 [187]
環境原材料 433 [44]
不動産賃貸 7 [-]
全社部門 157 [1]
合計 4338 [431]

関連企業

当社グループは、105社の子会社と21社の関連会社で構成されています。主要な企業としては、光陽社、JPトランスポートサービス、OVOL Singapore Pte. Ltd.などがあります。

業績

項目 前期 当期 増減 (前期比 %)
売上収益 (百万円) 444,757 545,279 +22.6%
営業利益 (百万円) 14,064 20,264 +44.1%
経常利益 (百万円) 15,051 21,233 +41.1%
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 11,499 25,392 +120.8%
総資産 (百万円) 338,939 385,129 +13.6%
自己資本比率 (%) 27.4 30.7 +11.7%

各指標の増減について

当期の売上収益は、海外卸売事業の大幅な増収および価格修正の影響で大きく伸びました。特に米国および英国事業での収益増加が顕著でした。また、紙・板紙の販売価格が上昇し、販売数量が増加したことも寄与しました。

リスクについて

当社グループが抱える主なリスクとして、新型コロナウイルスの感染再拡大、原燃料価格の高騰、為替変動リスクなどが挙げられます。また、持続的な成長のためには、サステナビリティへの対応や、法規制への適合が求められます。

まとめ

当社グループは、売上収益、経常利益、当期純利益ともに過去最高を更新し、業績は非常に好調でした。今後も、グローバル展開や製紙・リサイクル事業の強化を図り、持続的な成長を目指していく方針です。しかし、世界経済の不透明感や環境問題への対応が求められる中で、持続可能な経営が重要となります。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。