| 企業名 | 日本精密株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.ns-atomic.jp/ |
| 業種 | 精密機器 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 2018.0 |
| 所在地 | 川口市本町四丁目１番８号 |
企業概要
当社は、時計関連、メガネフレーム、および釣具・応用品の製造販売を行っている企業です。複数の子会社と持分法適用の関連会社と共に、ASEAN地域に製造拠点を展開しています。
各事業の内容と状況
- 時計関連事業:
時計バンドおよび外装部品の製造・販売を行っており、主要製造拠点はベトナムとカンボジアにあります。コロナ禍からの回復に加え、円安の影響で売上が増加しています。
- メガネフレーム事業:
主にメガネフレームの企画・販売を行っており、復調の兆しが見られます。
- 釣具・応用品事業:
釣具用部品を中心に各種応用品の販売を行っており、特に釣具用部品が好調です。
従業員について
連結会社の状況
| セグメントの名称 | 従業員数(名) |
|---|---|
| 時計関連 | 1287 |
| メガネフレーム | 27 |
| 釣具・応用品 | 653 |
| 全社(共通) | 108 |
| 合計 | 2075 |
単体会社の状況
| 従業員数(名) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) |
|---|---|---|---|
| 48 | 49.6 | 11.3 | 5567 |
関連企業
| 名称 | 住所 | 資本金 (千円) | 主要な事業の内容 | 所有割合(%) | 関係内容 |
|---|---|---|---|---|---|
| NISSEY VIETNAM CO.,LTD. | ベトナム社会主義共和国 ホーチミン市 | 2899056 | 時計関連、釣具・応用品 | 100.0 | 時計バンド及び時計外装部品、釣具用部品等を製造・販売 |
| NISSEY CAMBODIA CO.,LTD. | カンボジア王国バベット市 | 555 千USドル | 時計関連、釣具 | 100.0 | 時計バンド及び時計外装部品、釣具用部品を製造 |
| 株式会社村井 | 福井県坂井市 | 100000 | メガネフレーム | 100.0 | メガネフレームを仕入れ・販売 |
| エヌエスジー株式会社 | 埼玉県川口市 | 100000 | 応用品 | 82.0 | 消臭剤の販売 |
業績
| 項目 | 当期数値 | 前期比(%) |
|---|---|---|
| 売上高 (千円) | 6,900,896 | +20.2 |
| 経常利益 (千円) | 257,387 | +35.6 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) | 175,553 | +236.9 |
各指標の増減について
当期の売上高は前期比20.2%増加しました。特に時計関連の売上が回復し、釣具・応用品も好調を維持しています。また、経常利益は円安の進行と売上の増加により35.6%増加しました。親会社株主に帰属する当期純利益に関しては、事業構造改革と法人税等の計上により大幅な黒字に転換しました。
リスクについて
以下のリスクがあると考えられます:
- 有利子負債のリスク: 借入金に依存しているため、金融環境や金利動向の変化による影響がある。
- 外国為替変動のリスク: 為替レートの変動による業績への影響が懸念される。
- 大口取引先の戦略変更のリスク: 大口取引先の変更が業績に重大な影響を与える可能性。
まとめ
全体として、当社はコロナ禍からの回復基調にあり、将来的な収益拡大の見込みもあります。時計バンドおよび外装部品の売上増加と釣具・応用品の好調が業績を支えています。一方で、有利子負債の高止まりや為替リスクなど、一定のリスクも存在します。これらのリスクを適切に管理しながら、事業構造改革を進めることで、今後も安定した収益拡大が期待されます。
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