2023-06-23有価証券報告書 中央魚類株式会社

企業名 中央魚類株式会社
URL https://www.chuogyorui.com/
業種 卸売業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 2995.0
所在地 江東区豊洲6丁目6番2号





有価証券報告書の解説記事


企業概要

当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用関連会社)は、主に水産物およびその加工製品の卸売事業を営んでいます。さらに、冷蔵倉庫事業や不動産賃貸事業も手掛けています。主力事業は東京都中央卸売市場の豊洲市場における水産物卸売事業です。

各事業の内容と状況

水産物卸売事業

水産物卸売事業はグループの中核であり、各社がそれぞれの市場で独立して営業活動を行っています。強みとしては、冷蔵保管や荷役、加工などの機能が挙げられます。

冷蔵倉庫事業

首都圏に9つの冷蔵倉庫施設を有しており、食品の保管と配送の効率化に努めています。この事業は食品物流の効率化をサポートしています。

不動産賃貸事業

保有する不動産の一部を賃貸業務に供しています。この事業はグループの財務の健全化をサポートしています。

従業員について

従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
214 44.3 13.8 5,807,852

関連企業

  • 連結子会社:千葉中央魚類(株)、柏魚市場(株)、(株)ホウスイ
  • 持分法適用関連会社:オーシャンステージ(株)、船橋魚市(株)

業績

指標 当期数値 前期数値 前期比(%)
売上高 137,482百万円 121,842百万円 12.8
経常利益 2,127百万円 2,030百万円 4.7
親会社株主に帰属する当期純利益 1,387百万円 1,152百万円 20.4
総資産額 73,293百万円 71,613百万円 2.4
自己資本比率 33.4% 34.1% -2.0

各指標の増減について

売上高は、水産物全般の単価高の影響によって増加しました。経常利益は前年からの水産物卸売事業と冷蔵倉庫事業の売上高増加が寄与しています。自己資本比率が低下した理由は、千葉中央魚類株式会社の解散及び株式会社ホウスイの株式取得による資本金の影響です。

リスクについて

この企業特有のリスクとしては、以下の点が挙げられます:

  • 市況変動:漁獲量や需給動向、海外情勢などによる水産物の市場価格の変動
  • 法的規制:卸売市場法、食品衛生法等の法規制の影響
  • 自然災害:首都圏に集中した事業活動ゆえに地震等の自然災害のリスク
  • システム障害:ネットワークやITシステムの障害が事業運営に与える影響

まとめ

当社グループの現状の業績は堅調であり、特に水産物全般の単価高による売上増加が顕著です。一方で、冷蔵倉庫事業のコスト増加や自己資本比率の低下には留意が必要です。今後も水産物卸売事業の強みを活かしつつ、冷蔵倉庫事業や不動産賃貸事業とのシナジーを高めていくことが期待されます。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。