企業名 | ナカバヤシ株式会社 |
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URL | https://www.nakabayashi.co.jp/ |
業種 | その他製品 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 6666.0 |
所在地 | 大阪市中央区北浜東1番20号 |
企業概要
この企業は、25の子会社からなるグループ企業であり、さまざまな事業を展開しています。主要な事業にはビジネスプロセスソリューション事業、コンシューマーコミュニケーション事業、オフィスアプライアンス事業、エネルギー事業、その他があります。たとえば、ビジネスプロセスソリューション事業では、図書製本や法人向け手帳の製造を行い、コンシューマーコミュニケーション事業ではアルバムやPC周辺機器を扱っています。
各事業の内容と状況
ビジネスプロセスソリューション事業: 本事業は図書製本や企業向けのソリューションを提供し、現在は図書館製本の受注が減少していますが、ペーパーレス化の波を背景に公共図書館業務の受託に注力しています。
コンシューマーコミュニケーション事業: アルバムやPC周辺機器を扱っており、市販製品のOEM受注は増加傾向です。しかし、ペーパーレス化の影響で事務用品の売上が減少しています。
オフィスアプライアンス事業: シュレッダやオフィス家具を製造しており、デジタル化が進む中で売上が減少していますが、カグクロ株式会社によるオフィス家具の販路拡大が進んでいます。
エネルギー事業: 木質バイオマス発電および太陽光発電を行っており、原材料コストの増加により利益率が悪化しています。
その他: 野菜プラント事業やにんにくファーム事業も手掛けており、これらはまだ小規模ですが、成長の余地があります。
従業員について
従業員数 | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(円) |
---|---|---|---|
893人 | 41.1 | 15.6 | 4,880,392 |
関連企業
- 島根ナカバヤシ株式会社(コンシューマーコミュニケーション事業)
- フエル販売株式会社(コンシューマーコミュニケーション事業)
- 株式会社ミヨシ(コンシューマーコミュニケーション事業)
- リーマン株式会社(コンシューマーコミュニケーション事業)
- 日本通信紙株式会社(ビジネスプロセスソリューション事業)
業績
決算年月 | 売上高(百万円) | 経常利益(百万円) | 当期純利益(百万円) |
---|---|---|---|
2019年3月 | 64,054 | 2,466 | 1,566 |
2020年3月 | 65,309 | 2,736 | 1,561 |
2021年3月 | 63,644 | 3,023 | 1,552 |
2022年3月 | 63,118 | 2,336 | 1,018 |
2023年3月 | 61,581 | 939 | -666 |
各指標の増減について
今回の期では、売上高は前期比で2.4%の減少、経常利益は59.8%の減少、当期純利益は6億66百万円の純損失となっています。この減少の主な要因は、原材料コストと電力費の高騰によるもので、一部事業では利益率が著しく悪化しています。
リスクについて
いくつかのリスクが考えられます。
- デジタル化、ペーパーレス化進行によるリスク: 図書製本や法人向け手帳の需要が減少しています
- 少子化に関するリスク: 子どもの減少によりステーショナリーやチャイルドシートの需要が減少
- 国際情勢に関するリスク: 貿易相手国の経済情勢や法規制の変化
- 新型コロナウイルス感染に関するリスク: 経済活動の停滞が継続する可能性
- 為替変動リスク: 輸出入での為替レートの変動が利益に影響
- 原材料価格の高騰リスク: 特に原油価格の変動が大きく影響しています
まとめ
この企業は、多角的な事業展開により安定性を持ちながらも、資源コストの高騰やペーパーレス化の進展など、外部環境の変化に直面しています。一般的な業績は厳しいですが、新たな市場や製品の開発により将来の成長機会も見込まれます。現時点では横ばいから緩やかな減少トレンドが続いていますが、長期的には改善の余地があります。
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